外壁塗装の色選びどうしたらいい?知っておくべき成功と失敗のコツ

色選び

いざ外壁塗装をしようと決めはしたものの、どうやって色を決めたらいいかなぁ・・・。

業者から見せられた色見本じゃ小さくて出来上がりの想像すらつかないわ・・・。

そんな外壁塗装の色決め悩みのヒントになる情報を、今日はお届けしようと思います。

 

【1】 外壁塗装、色選びどうしたらいい?成功と失敗のコツ⇒それはまず消去法です。

 

結論からいうと、色選びのコツはタイトルにあるように消去法です。

外壁塗装の色選びの際に第一にすることは、「選択肢を少なくする」ことです。

実際、塗り替えの選べる色は何千色とありますんで。

 

ですので、今回は経験から得た色選びに役立つ情報を順に説明していきます。

その上で、外壁塗装の色を決めていくのが得策かと思います。

 

 

 ① オススメしない色 ⇒ 原色に近い(濃い)色

 

みなさん外壁の色を選ぶ際、かなりの確率で濃いめの色を選んでしまいます。

 

これは色の見本が小さい為、その色を塗ったときの感覚が掴めないからです。

実際に今家に塗られている色が、色の見本ではどの色に該当するのかを是非確認してみてください。

思っている以上に薄いことに気付きます。

 

話が逸れてしまいましたね。

ではなぜ、原色に近い(濃い)色をオススメしないのか。

それは「色あせが目立ちやすいから」です。

 

塗料は年数と共に劣化していきます。

劣化するとチョーキング現象という、塗料が紫外線により粉々になり白くなる現象が起こります。

そうすると外壁に塗っていた色が濃ければ濃い程、この白が目立ちやすくなるわけです。

 

ちなみに、色の濃さ薄さによる劣化の速度はほぼ変わりません。

ただ単に、濃い色を塗った方が、より色あせが際立つというだけです。

 

特に日が当たるベランダや南面、西面はこの色あせが出やすくなりますので注意が必要です。

 

 

 ② リスクが伴う色 ⇒ カタログ標準色以外(調色)

 

次は、「色選びはカタログ(見本)の中で決めた方が無難です」という説明です。

 

塗料のカタログに載っている標準色は約30~50色。

もちろんそれ以外の色も選ぶことは出来ますが、その場合塗料メーカーで特注してもらうようになります。

特注ということですから、受注があるたびに都度顔料(色を付ける粉)を配合し調色します。

でもこの調色、毎回微妙に色が違うことがあるんです。

 

これは業界あるあるなんですが、塗って半年後に、とあるお客さんが外壁に車をぶつけてしまい、傷がついたところを塗ってほしいと依頼があり、新たに同じ色をメーカーに発注しました。

しかし塗ってみると色が微妙に違ってたんですよね。

 

おかしいなと思いメーカーに確認したところ、『調色塗料の顔料(色を付ける粉)は非常に扱いが難しく、100%同じ色を創るのは技術的に不可能なんです』といわれました。

いやー、正直開いた口が塞がりませんでした。

 

でもこれ、本当なんです。

 

結論として、「カタログ標準色以外(調色)は多少リスクがある」ということです。

もちろん、こういったリスクを承知の上で選ばれる分にはいいと思います。

 

問題は、こういったことを知らずに色選びをしてしまい、あとから後悔してしまうことです。

大切なお住まいのこと、それだけは避けたいものです。

 

 ③ 窓枠(サッシ)の色は最重要 ⇒ 色の印象が大きく変わる

 

これもあまり知られてないかと思います。

 

地中海に面したイタリア、スペイン、異国情緒あふれる素敵な家ばかりですよね。

違う時間が流れているというか異空間というか。

 

でも、そういった家は必ずといっていいほど、「サッシの枠が白で造られている」んです。

だから原色に近い濃い色でもおしゃれに素敵に仕上がります。

 

しかし、日本の場合サッシの枠色は、ほとんど「ブロンズ色」や「ブラック色」です。

色を濃くすればするほど、全体のイメージが暗くなります。

その為、『イメージしてたのと違う!』となるわけです。

 

結局、外壁の色を選ぶ基準は、外壁以外の要素も重要なポイントになるわけです。

 

 

 ④ 外壁に使う色は多くても2色まで

 

こちらも塗られたあとに後悔する方非常に多し、です。

 

欲張ってたくさんの色をちりばめないことです。

よほどのセンスがないと綺麗にまとまりません。

 

むしろ、壁以外の付帯部分(雨樋など)の色でアクセントを付けて仕上げた方がきれいに仕上がります。

色に詳しい方以外は2色までにしましょう。

 

 

 ⑤ ツートン仕上げと単色仕上げの印象の違い

 

これは正直好みに依ります。単色からツートンにすれば印象がガラッと変わります。

 

単色仕上げは、単純に同じ色の面積が増えることで、家が本来より大きく見え、落ち着いた印象を与えます。

ツートン仕上げは、スタイリッシュでシャープな印象を与えるでしょう。

 

 ⑥ 幕板(帯)がない家⇒上下ツートンの仕上がり×

 

ツートンを考えているのであれば、「まずは家をチェック」してください。

 

①お住まいに幕板(1階の外壁と2階の外壁を区切る仕切りの板)があるかどうか

②もしくはALG外壁材の様に、壁と壁の重なり合う部分に、深い溝があるかどうか

 

この幕板や溝がないとなかなか綺麗に仕上がりません。

 

その理由は2つです。

① 色の境目のラインがきれいに仕上がらない

② 色の分ける場所によって見栄えが変わる

 

これは、家のコーナー(4隅)に縦ラインを入れる場合も同じです。

外壁材がALC等で、溝が深くないとなかなか綺麗に仕上がりません。

 

 

 ⑦ ツートンの場合は同系色でまとめる

 

これもツートンを選ぶ際にとても重要ですね。

 

まとまりのある家にするためにやはり「同系色」に限ります。

基本的に面積が広い階に、濃い方の色を持ってくると落ち着きがでると思います。

 

1階2階の面積がさほど変わらない総2階の家であれば、2階を濃くすることでモダンな印象になります。

 

 

【2】外壁塗装、色選びのまとめ

 

外壁塗装の色の決め方について、一通り書いてみましたが、いかがだったでしょうか?

 

外壁塗装の色を決める前に必要なこと。

それは、「塗装の色のリスクや家の構造を知る」ということです。

 

外壁塗装をうまく仕上げている人は、コツを知っています。

結局、化粧や洋服選びと一緒ですね。まずは自身の特徴や欠点を知るということ。

その上で、自分に合ったものを選んでいく。

 

なんにしてもこの塗装工事、色によるトラブルは非常に多いです。

『こんなはずじゃなかった、想像していた色とは違う!』ということが多いんです。

 

正直、施工業者も色についてはあまりアドバイスをしたがりません。

良かれと思って発言したことが、後々クレームを拾うことに繋がったりするからです。

あくまでもお客さんに決めてもらう、というスタンスです。

 

長く付き合う色ですので、しっかりと、慎重に確認しながら選ぶことをオススメします。

 

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