フッ素塗料はこんな方にオススメ。塗料の特徴と選ぶ際の注意点。

塗料

今回は、外壁や屋根の塗り替えで使用されている「フッ素塗料」にスクープして解説していきます。

 

最近ではよく目にするフッ素塗料ですが、具体的にどのような効果があって、どのようなメリットがあるかを、今回「フッ素塗装」初心者向けに説明していきます。

決して安い費用ではない外壁塗装工事ですから、せめて事前に情報だけは取得しときたいものですよね。

 

この記事は、こういった方に適しています。

・フッ素塗料で塗り替えを検討している方
・フッ素塗料で見積もりが出ている方
 
そして、こんな悩みを持った方に最適です。
・フッ素塗料はホントにいい塗料?
・フッ素塗料を塗ると得なのか?
・フッ素塗料のデメリットは?
・どのフッ素塗料がおすすめなの?
 
本記事を読み終えると、フッ素塗料の基本的な知識を得れるだけではなく、ご自宅にフッ素塗料を使うべきか、そしてより良いフッ素塗料の選び方を知ることが出来るようになります。
 
なぜなら、長年塗装業界に携わっている私自身が、これまでの経験を元にこの記事を書いているからです。
 
初心者の方でも分かるように、必ず押さえておきたい「フッ素塗料」のポイントを集約し、記事にしています。
 

フッ素塗料はこんな塗装です

フッ素塗料の特徴を一言でいうと「長く持つ耐久性」です。

 

フッ素塗料は、1946年に米国のデュポン社が初めて「テフロン(Teflon)」を世に出してから70年以上の歴史を持った塗料です。

 

塗料の耐久年数は、その主成分である「樹脂」におおむね左右されるといわれています。

どの「樹脂」をメインに構成された塗料かで、その年数が決まるということです。

 

こちらが各樹脂塗料別の耐久性表(目安)です。

樹 脂(塗料)

耐久性

アクリル樹脂塗料

約5~7年

ウレタン樹脂塗料

約7~10年

シリコン樹脂塗料

約10~13年

フッ素樹脂塗料

約15~18年

 

表を見てわかるように、「フッ素塗料」は最高ランクの塗料になります。

一昔前までは外壁塗装といえば「ウレタン塗料」でしたが、最近の主流は「シリコン塗料」に変わりつつあるようですね。

フッ素はさらにその上の位置づけです。

 

フッ素塗装の歴史

現在フッ素塗料は、その高い耐久性が評価され、数多くの公共事業などで使用されています。

 

大型のビルやマンションなどの塗り替えは、「足場代」や 「人件費」といった経費がかなりの割合を占めます。

ですから、数年おきに塗り替えなくてはいけない塗料を使用していたのでは、費用対効果があまりにも悪い。

 

そこで『なんとか塗り替えの回数を減らす方法はないものか?』と考え、開発されたのがフッ素塗料です。

フッ素塗料は、その耐久性から大型の建物に最適だったわけですね。

 

しかし、当時のフッ素塗料は非常に高額でした。

それを一般住宅で使用するには、あまりにも費用対効果が悪い。

 

そこでまた更に改良を重ね、どうにか手が届くぐらいの価格帯にした塗料が、現在の一般住宅向けのフッ素塗料となります。

 

ですから、「塗料の王様」と言われるだけあって、フッ素塗料は実績も歴史も併せ持った素晴らしい塗料なんです。

 

フッ素塗装はこんな方にオススメ

フッ素塗料の最大の特徴は、先に書いた様にその耐久性の高さです。

しかし、長く持つ塗料だからといって、それがすべての方に適しているのかといえば、決してそうとは限りません。

なぜなら、お住まいに対する考え方は、人それぞれだからです。

こんな方はフッ素塗料がオススメ

  • 長期的に住み続ける予定がある
    二世帯住宅の方
    家を継がせるつもりの方

  • 定期的な塗装工事はめんどくさい
    なるだけ工事ごとを減らしたい方
    ランニングコストを減らしたい

  • 長期的なトータル費用を減らしたい方
    数年後に大きな出費がある方
    子どもの教育費がかかる方

 

20年近い耐久性を誇るフッ素塗料の「最大のメリット」は、「費用対効果」です
一回分の塗装費用は上がりますが、長い目で見ると割安です。


ですから長期的に考える方にとっては、フッ素塗料は最もお得な塗料となります。


あと、小学生の子供さんがいらっしゃるご家庭などは、高校や大学進学時期が次回の塗り替え時期と重なってしまいます。となると、かなりの出費ダメージになりますので、あえてフッ素塗料を使用して塗り替えの時期を延ばす、という方も案外多いですね。


✓ 逆にこんな方は、フッ素塗料をオススメしません。

フッ素塗料に向いてない方

  • 20年以上住むつもりがない
    引っ越しするかもしれない方
    売却するかもしれない方

  • すぐ飽きやすい性格
    定期的に色を変えたい方
    新しい物好きの方

  • 一回分の塗装費用を抑えたい
    今はお金を掛けたくない方

 

長く持つ塗料がゆえに、こういう方にとってはフッ素塗料は決して魅力的な塗料ではないでしょう。

その他(フッ素塗料以外)の塗料の選び方はこちらの記事を参照ください。

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フッ素塗料のデメリット

さて、次はフッ素塗料のデメリットについてです。

ネット上ではフッ素塗料のデメリットがいろいろ書かれていたりしますが、塗装業界にいる身として私が思うフッ素塗料のデメリットは「たった一つ」です。

フッ素塗料のデメリット ⇒ 塗料が高い

先にも書きましたが、フッ素塗料は一昔前よりはずいぶん価格もお手頃にはなったんですが、そうは言ってもまだまだ高級品です。


どのくらい高いかといえば、ウレタン塗料の約1.5倍シリコン塗料と比べても約1.3倍ほどの工事費用が掛かります。


「ネット上でフッ素塗料のデマがいろいろ書かれている理由」について知りたい方は、こちらの記事で解説しています。

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フッ素塗料の注意点

では次に、フッ素塗料の注意点です。

フッ素塗料を選ぶなら、この2点に必ず注意して選んでください。

フッ素塗料の注意点
1.大手塗料メーカーの商品を選ぶ
2.信頼のおける業者に任せる
 
何度も言いますが、フッ素塗料は非常に耐久性に優れている塗料です。
しかも高額な塗料ですから、絶対に失敗はしたくないですよね。
 
これら2項目は、失敗しない為のポイントです。
下記で解説していきます。
 

フッ素塗料は大手塗料メーカーの商品が安心

現在、数多くの塗料メーカーがフッ素塗料を製造・販売しています。

マイナーメーカーの塗料も含めたら、正直どのくらいの数があるか、私どもプロでさえ把握しきれません。

だからといってマイナーなメーカーはダメだ、なんて言うつもりはありません。

中には非常に優れた塗料もあると思います。

 

しかし、高額なフッ素塗料を使用するのであれば、そんなリスクを冒す必要はないと思います。

 

「フッ素塗料のメーカー別オススメ商品一覧」の記事はこちらです。

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フッ素塗料を選ぶなら業者選定は慎重に

フッ素塗料を使用するなら、業者選定は最重要事項です。

いくら良い塗料を選んでも、その工事自体がいい加減では全く意味がありません。

 

フッ素塗料だから特別な技術が必要、ということはありませんが、当たり前のことを当たり前にする、常識ある業者を選びたいところですね。

 

業者の選定についてはこちらの記事を参考にして下さい。

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フッ素塗料のまとめ

さて、今回はフッ素塗料について解説してきましたが、悩みは解消できたでしょうか。

 

最後に、今回のポイントをおさらいしましょう。

 
✅フッ素塗料の最大の特徴は
 「長く持つ耐久性」
 
✅フッ素塗料のメリットは
 「費用対効果が良い」
 
✅フッ素塗装のデメリットは
 「塗料が高い」
 
フッ素塗料はこんな方に向いている
・20年以上住み続ける予定の方
・10年に一度の塗装工事は煩わしい
・長期的なコスパ重視
 
フッ素塗料を選ぶ上での注意点
1.大手塗料メーカーのフッ素塗料を選ぶ
2.信頼のおける業者に任せる
 
ぜひ本内容を参考にして頂き、より満足いく塗装工事に近付けられることを願っています。
 
当ブログでは、他にも外壁塗装に関しての有益な情報を発信しています。
興味があればご参照ください。
 

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