外壁塗装の工事保証は必要?保証内容や保証期間の疑問も解決!

外壁塗装

 

今回は、外壁塗装の保証について解説していきます。

 

外壁塗装の保証って、正直よくわからないですよね?

 

  • やっぱり保証ってあった方がいいの?
  • 保証が無い塗装業者はやめておいた方がいい?
  • なにをどこまで保証してくれるの?
  • 何年保証だったら安心なの?

 

 

ということで今回は、保証を以下の3項目に分けて、それらの疑問を解消していきます。

  1. 保証について
  2. 保証内容について
  3. 保証期間について

 

外壁塗装の保証を知ることで「優良塗装業者の選定」はもちろん、「工事後のトラブル回避」にも繋がりますので、ぜひ熟読してみて下さい♪

 

この記事を書いた人

・不動産業界6年
・住宅塗装業界16年

悪しき習慣が染みついた外壁塗装業界に疑問を持ち、独立起業。
営業、現場管理、会社経営に至るまでの経験を活かし、様々な角度・視点から正しい情報を発信中。

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外壁塗装に工事保証は必要?その理由は?

外壁塗装に工事保証は必要?その理由は?

まず、外壁塗装の保証は「間違いなくあった方が良い」です。

 

なぜなら、保証とはその塗装業者の意思表示の表れだからです。

 

 

保証の本来の意味合いは、

  • 私どもは今回、お客様と打ち合わせした通りの、しっかりとした工事が出来てますので大丈夫です、安心してください!

という施工業者からの自信の証なわけです。

 

 

そしてもう一つの理由は、万が一作業ミスによる不具合が生じた場合の保険ですね。

塗装工事は人間がする工事ですから、100%はありませんので。

 

万が一ミスがあった場合には、無償で不具合を直す責任義務です。

  • 私たちは工事に対して、ちゃんと最後まで責任を果たしますよ!

それを書面に起こしたのが「保証書」ですね。

 

 

ですから、保証を出さない、という塗装業者はどうかと思うわけです。

自信がないのか?もしくは、最初から責任を果たすつもりがないのか?と(笑)

 

 

  • 「保証」とは、塗装業者の自信の証
  • 「保証を出す」ということは、塗装工事に責任を果たす覚悟があるということ

 

保証があるかないかは、塗装業者を選定する一つの目安にもなります♪

 

外壁塗装の保証って何をどう保証してくれるの?「保証内容・範囲」について

外壁塗装の保証って何をどう保証してくれるの?「保証内容・範囲」について

 

保証内容や保証範囲は、保証を出している塗装業者により違いがあるので一概にこうだ、とは言えない部分はありますが、ここでは外壁塗装における保証の一般的な考え方についてお話しします。

 

 

まず、外壁塗装の工事後に不具合が起こる原因は、下記4種類です

  1. 「塗装業者」の施工不良
  2. 「塗料」の製造不良
  3. 「構造上の問題」「自然災害」「不可抗力」によるもの
  4. 「経年変化」によるもの

 

 

そして、このうち保証対象となる基本範囲は、

  1. 「塗装業者」の施工不良
  2. 「塗料」の製造不良

のみとなります。

 

要するに、なにが原因で不具合が発生したのか?で、保証対象かどうか、が決まります

 

ここは保証書の良し悪しを見分けるのにとても重要なので、もう少し掘り下げて解説していきます。

 

 

「外壁塗装業者の施工不良(工事ミス)」による不具合が発生した場合の保証

 

塗装業者の施工不良(工事ミス)、これは当然ながら「保証範囲内」でしょう。

不具合の原因が工事ミスなわけですから、当たり前ですよね。

 

 

手抜工事などで良くある不具合・症状がこちらです

  • 塗膜(塗装の表面)のハガレ
  • 塗膜(塗装の表面)のフクレ
  • 三年以内の極端な色ムラ色落ち色あせ

 

 

考えられる主な原因はこちら

  • 洗浄不足(しっかり水洗い出来ていない)
  • 下地処理不良(塗装する前の補修が出来てない)
  • 塗料選定ミス(下塗り塗料選定を間違った)
  • 塗料希釈率の問題(薄めて塗装した)

 

こういった手抜き(工事ミス)による不具合は、症状が出るのがとても早く、塗装後1年目あたりから見た目にもすぐ分かるケースが多いです。

塗装後も定期的なチェックが不可欠ですね♪

 

 

「塗料の製造不良」による不具合が発生した場合の保証

 

不具合の原因が塗料の製造不良の場合、こちらも当然「保証範囲内」です。

 

 

塗料の製造不良が原因で起こる、主な不具合や症状

  • 変色(色が変わる)
  • 極端な色ムラ

 

こちらは、塗装工事後1~2年で症状が出てきます

 

ただしこの不具合は、塗料に原因があるかどうかの判断がとても難しいということ。

 

 

大手の塗料メーカーの塗料を使用した場合、不具合が生じたときに塗料メーカーが直接現場に来て調査してくれることがあります。(※頼んだ塗装業者による)

そして『塗料に問題があった』とメーカーが認めれば、保証されるという流れです。

 

 

しかし、私が20年以上塗装業に携わっている中で、過去に一度だけ塗料メーカーが認めた実例がありました。

 

遮熱塗料(熱を反射する塗料)が出たばっかりの頃でしたが、真っ黒に塗りあげたはずの屋根が、一年後にきれいな緑に変色していました(笑)

もちろんその後すぐに、メーカー全額負担で塗り替えをしましたけど♪

その時は『さすが大手塗料メーカーだなぁ』と、感心しましたね。

 

大手塗料メーカーを使用しておけば、不具合はまず無いと思います。

 

 

「構造上の問題」「自然災害」「不可抗力」による不具合が発生した場合の保証

 

  • 構造上の問題:地盤沈下・住宅の躯体の老朽化による傾きなどによるヒビ割れなど
  • 自然災害:台風・地震などでの被害
  • 不可抗力:不注意から傷をつけてしまった場合など

 

これらの不具合については、基本的に「保証対象外となるでしょう。

理由としては、塗装工事とは全く関係がないところに起因する不具合だからです。

 

ですから、これを保証内容に含めている塗装業者は、まずいないハズです(笑)

工事後のトラブルにならないように、この辺りも確認ておいた方が〇です。

 

ちなみに、風水災被害の場合は、火災保険(住宅総合保険)で対応できる場合がありますので、そちらもチェックするといいですよ。

 

 

経年変化による不具合の保証

 

経年変化による不具合は、「保証内容に含まれることはない」でしょう。

 

経変変化とは、年数が経過すると共に自然に起こってしまう通常劣化のこと

 

外壁塗装の保証内容は、あくまでも塗装工事に何らかの問題があった場合の保証ですので、さすがに自然で劣化する症状は含まれることはないでしょう♪

 

経年変化が原因で起こる、症状や不具合はこちら

  • 色あせ、色ムラ、変色
  • 外壁塗膜のヒビ割れ
  • 塗料のハガレ
  • 汚れ

 

 

これらは、他の不具合と症状が似ていますが、経年変化の症状には決定的な違いがあります。

それは、不具合や症状が出る「年数」です。

塗装工事後、少なくとも5年は出ることはないでしょう♪

 

 

以上が、一般的な外壁塗装の保証内容や、保証範囲についての考え方となります。

 

保証書の有・無や保証年数だけでなく、保証内容やその適用範囲もしっかり確認して、塗装工事後のトラブルを回避しましょう♪

 

外壁塗装の保証期間は何年あれば良い?一般的な適正年数とは?

外壁塗装の保証期間は、3~5年が適正でしょう。

 

その理由は、さきほど保証内容でも解説しましたが、保証内容に含まれる不具合は、ほぼ9割以上が3年以内に何らかの症状が出るからです。

 

例えば、外壁のひび割れ、剥がれ、膨れ(フクレ)などの症状がそれにあたります。

 

ですから、保証期間は3年から5年もあれば十分です。逆にそれ以上の保証期間はあまり意味がないわけですね。

 

外壁塗装の保証期間は10年とか15年とかしてくれた方が安心?

 

どうせなら10年とか15年とかの方が安心な気がするけど・・・?

 

頭でわかっていても、そう思っちゃいますよね?

でも、そこは注意です!

 

 

さきほど説明したように、

  • 保証範囲は、工事による不具合のみ
  • それらは少なくとも、3~5年以内には症状が出る

なので、何度も言うように10年とか15年とかの保証期間に意味はないんです。

 

 

 

じゃぁ、なぜ10年や15年という保証書を出す塗装業者がいるの?

 

それはおそらく、「長期間保証=安心」だと勘違いさせる狙いでしょうね。

 

ようするに、意味のない長い保証期間をうたい文句にして、あたかも全て保証しますよ!といったようなニュアンスで営業してるんですね。

 

でも、いくら保証期間が長くとも保証する内容、範囲は変わりませんので。

必ず裏面や備考欄に、保証対象外の「但し書き」があります。

 

外壁塗装の保証書の但し書きの例

 

何にしても、契約前には必ず実際の保証書を確認しないといけませんね。

 

 

外壁塗装における保証期間の考え方まとめ

 

最後に、外壁塗装の保証期間のおさらい・まとめです。

保証期間については重要なポイントなので、さらにかみ砕いて説明しておきます♪

 

 

例えば、電化製品は10年以上持つけれども、10年保証は出しませんよね。

保証期間は、せいぜい1年から長くても5年。

 

それは何を意味しているかというと、

  • 不良品ならば、その保証期間内に症状が出ます
  • 逆にその期間中なにも無ければ、大丈夫です

ということです。

 

ようするに、「保証期間=使用できる年数ではない」ということです。

 

 

ですから外壁塗装の保証期間も考え方は同じです。

  • 「保証期間=塗装が持つ年数」ではない
  • 「長期間保証だから安心」ではない

 

ここだけ押さえておけば、保証期間の年数に惑わされることはありません♪

 

まとめ:外壁塗装の工事保証は必要?保証内容や保証期間の疑問も解決!

 

今回は、外壁塗装の保証、保証内容(保証の範囲)、そして保証期間という、3つの点について掘り下げて説明してきました。

 

 

今回の内容をまとめておきます♪

 

外壁塗装の保証について

  • 外壁塗装に保証は必須
  • 「保証」とは、塗装業者の自信の証
  • 「保証を出す」ということは、塗装工事に責任を果たす覚悟があるということ

 

対象となる保証内容(保証範囲)

  • 「塗装業者」の施工不良
  • 「塗料」の製造不良
  • これらの不具合は、数なくとも3年以内に症状が出る

 

外壁塗装の保証期間について

  • 保証期間は3~5年が妥当
  • 「保証期間=塗装が持つ年数」ではない
  • 「長期間保証だから安心」ではない

 

今回は外壁塗装の一般的な保証内容や保証期間についての話ですが、ほとんどこれらの基準を元に保証書は作成されているはずです。

念のため、必ず発行元の塗装業者に保証内容の確認をお願い致します。

 

外壁塗装工事は、やはり良い塗装業者であることが大前提です。

ここを忘れて保証内容や保証期間の年数などに惑わされることの無いようにすることが、成功への近道となります♪

 

良い塗装業者の見分け方については、別記事『信頼できる外壁塗装業者を見分ける方法・見極める力』でも解説していますので、よかったら参考にしてみて下さい♪

 

効率よく優良塗装業者を探す方法についてはこちらでも解説しています。

 

 

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