屋根の塗装時期(塗り替え時期)はいつ?症状から読み取る簡単チェック診断方法。

屋根塗装

 

  • 最近、訪問販売や電話で業者からよく声が掛かるけど、もう塗装時期なのかしら…

 

  • うちの屋根瓦って、何年で塗装するものなんだろう…

 

  • 近くでしている塗装業者から、『屋根が悪くなっている!』と指摘を受けたけど、塗装した方がいいのかしら…

 

  • まだ雨漏れもしないし、大丈夫な気はするけどなぁ…

 

お住まいを建ててから、ある程度年月が経過すると、誰しもこういった悩みを抱えるようになります。

『この間建てたばかりの家なのに、まだまだ持ってもらわないと困る!』

 

でも、屋根は見えない場所ですし、突然、業者から指摘されたりすると、不安になりますよね。

 

ですから、今回はこういった悩みを抱えている方向けの記事になります。

 

本記事は、こういった悩みを解決します。

・訪問してきた塗装業者が信用できない
・屋根の状態は知りたいけど、しつこく営業されるのはイヤ
・自分で屋根の状態を確認する方法を知りたい

 

本記事を最後まで読むと、「ご自宅の屋根の状態が分かる」と同時に、「いつ屋根を塗装をすればいいのか」の時期の予測ができ、塗装工事を勧めてくる業者の対応にも、毅然とした態度で対応できるようになります。

 

なぜなら、20年以上塗装業界で積み上げてきた私自身の経験と、そのお客様からの実体験を元に、この記事を書いているからです。

 

では、さっそく解説していきます。

屋根瓦の種類から、塗装時期を知る「塗り替えの目安」

まずは、屋根瓦の種類から、おおよその塗装時期を読み取ることが出来ます。

【瓦種類別 塗装時期/目安】

・コロニアル瓦 … 約10年
・セメント瓦  … 約15年
・モニエル瓦  … 約15年
・トタン    … 約10年
※「陶器瓦」「粘土瓦」は、基本的に塗装しません。
※「モニエル瓦」は「乾式コンクリート瓦」です。
※「トタン」は鉄製品の板金屋根です。

 

一般的に、新築から、もしくは前回塗装してから上記年数が経過すると、塗装時期といわれています。

 

しかし、これらの塗装時期は、あくまでも「目安」程度として捉えておいてください。

というのも、屋根の劣化状況というのは、お住まいの建っている「立地」や「環境」により大きく変わるからです。

 

例えば…

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・海の近くの塩害地域
・山手のお住まい
・湿気のある場所
・雪が降る地域
・紫外線が強い地域
・新築時の塗装の種類の違い
・屋根勾配(傾斜)の違い

 

といった風に、正確な塗装時期(塗り替え時期)というのは、同じ屋根でも一軒一軒違うわけです。

ですから、実際にお住まいの状態を確認してみないと、本当の塗装時期は分かりません。

 

ネットや電話でだいたいの見積もり金額を塗装業者に尋ねても、なかなか答えてくれませんよね。

その理由のひとつに、こういった事情もあるからなんです。

 

屋根の状態の調べ方。塗装時期、自己診断チェック方法。

であれば、「どうしたらお住まいの屋根の正確な状態が分かるのか?」

 

ご自宅の屋根の状態を知る方法は2通りです。

1.塗装業者に調査依頼する
2.自分で屋根の状態を調べる

 

1.の「塗装業者に調査依頼」については、特に説明はいらないと思いますので今回省きます。

 

ここでは2.『自分で屋根の状態を調べる方法』について、くわしく解説していきます。

 

✅実はこの内容、塗装業者に調査依頼や見積もり依頼をする前に知っておくと、非常に役立つものでもあります。

 

例えば、『屋根の状態をみてほしい』と塗装業者に依頼をすれば、業者は「このお客さんは塗装を考えている人だ」という前提のもと家にやってきます。

屋根の状態や、塗装時期を知りたいだけなのに、おもいっきり見積もりを勧められます。

仮にその場で断ったとしても、その後しつこく声を掛けられたりします。

 

訪問販売もしかり。

突然の訪問で『屋根の状態が悪くなっていますよ!』などと言われると不安ですよね。

本当に悪くなっているのか、塗装するべき時期なのかさえ、判断付かないまま業者の言うままに見積もりを取らざるを得ない状況になったり。

 

でも、自分自身で屋根の状態がある程度わかっていたらどうでしょう。

・不安がなくなる
・変なことをいう業者を撃退出来る
・塗装業者の判断基準にもなる
・必要なければハッキリ断ることが出来る
・塗装時期を逃すことがなくなる

 

ということで、メリットだらけですよね。

 

ですから、今回自己診断の方法をしっかり学んで、屋根のある程度の状態を知っておきましょう。

簡単ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

屋根瓦の状態を確認する方法

まず屋根瓦の状態確認方法から。

 

【下屋根(1階の屋根)がある場合】

① 2階の窓から1階の屋根を確認

② 脚立(梯子)で屋根を確認
  (玄関の上でもOK)

※デジカメやスマホで撮影して、あとで拡大すると良いでしょう。
 

【総2階(1階の屋根がない)場合】

① デジカメや双眼鏡を使用し、少し離れた位置から屋根を観察

※南側と北側で屋根の状態がかなり違いますので、出来れば全方向確認することをオススメします。

 

ここで注意して頂きたいのは、絶対に屋根に登ってはいけないということ。

まれに何百回登っているプロでさえ、足を滑らせることがあります。

落ちるかもしれない、と思って登る人なんていません。

「絶対落ちない」と思ってる人が、それでも落ちることがあるんです。

 

次に、上記方法で確認した屋根の状態から、現在の塗装時期を判断していきます。

 

屋根瓦の劣化状態から、塗装時期を読み取る方法

さて、屋根の状態が確認出来たら「屋根は今どんな状況なのか」を確認していきましょう。

屋根の劣化進行度を「3段階」に分けて解説していますので、参考にして下さい。

 

【 劣化進行度① 】
色ムラ
色あせ
変 色
藻・カビ

⇒【そろそろ塗装を考えてもいい時期】

・見た目が悪くなってきている
・瓦の表面塗膜(塗装の膜)が劣化し始めている
築年数8年ぐらいから、こういった症状が徐々に出始めます。
そろそろ屋根塗装の時期が来たかな、というサインです。
このぐらいの時期が、一番塗装業者の声掛けが多くなる時期です。
 
【 劣化進行度② 】
サビ発生
瓦のヒビ割れ
瓦の剥がれ
瓦の反り(浮いて見える)

⇒【塗装しなくてはいけない時期】
・瓦の表面塗膜に防水機能がなくなっている
・瓦自体にも劣化が来ている

この状態になると、塗装する前に修理が必要なケースも出てきますので、通常より工事費が高くなります。
主に「瓦の補修」や「瓦交換」などの工事費が追加となります。
出来るだけ早めに塗装業者に依頼して、状態を確認してもらいましょう。
 
【 劣化進行度③ 】

雨漏れをしている

⇒【塗装時期を過ぎてしまっている】塗装不可
・瓦本体が劣化
・屋根の躯体(下地)まで劣化の可能性

※瓦の葺き替え工事が必要
・屋根(瓦含める)を全部取り換える
・最低100万以上の工事費用

ここまできてしまっているならば、ちょっと手遅れです。

もう塗装工事だけではなんともなりません。

 

車であれば、本体が故障してしまっている状態です。

エンジンが故障してるのに、車の塗装をピカピカにしても意味ないですよね。

それと一緒です。

 

塗装の目的とは、あくまでも瓦表面の防水力を高める役割です。

防水力とは水を弾き返す力ですね。

 

ですから塗装工事は、屋根瓦がまだ問題のない状態であって、初めて意味を成す工事です。

 

この場合は「塗装工事」ではなく、まずは「修理や交換といった屋根本体の工事」が必要となります。

 

ちなみに、「屋根瓦葺き替え工事」の場合、30坪のお住まいで少なくとも150万程掛かってしまいます。

※屋根瓦の種類、屋根の状態、立地により変わります。

 

そういった不要な出費を抑える為にも、ぜひご自身でも確認できるようにして、より適切なタイミングで屋根の塗装工事をしていくことが大切です。

 

「屋根の状態をしっかり確認せず」に、「雨漏れしているかどうかすら確認せず」に、塗装工事を勧めてくる、どうしようもない業者もいます。

『塗装だけで安く工事が出来るなら…』と、ついつい業者のいうままに「意味のない工事」をしてしまわないように注意してください。

 

 

塗装業者選びの悩みなら、こちらを参考に。

外壁塗装どこに頼めばいい?失敗しない業者の選び方教えます。

 

屋根塗装の時期 まとめ

さて、今回は「屋根の塗装時期」と、その「自己診断方法」について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

 

「屋根の自己診断が出来る」ことでのメリットは下記3点です。

① 屋根の塗装時期を知ることで、お住まいを長く持たせることが出来る
② 屋根の塗装時期を知ることで、将来の不要な出費を減らせる
③ 見積もりしてもらった際に、塗装業者を見極めることが出来るようになる

 

現状、ほとんどの方が『塗装工事はよくわからないから…』と、業者任せにしてしまい、結果的に『失敗した…』と、後悔する方ばかりです。

ほんの少しの基本知識で、塗装工事はうまくいきます。

 

大切なお住まいを守るのは、やはり自分自身です。

ぜひ、本記事を参考にしてもらい、思い通りの塗装工事に繋げてください。

 

当サイトでは、住宅塗装(屋根塗装・外壁塗装)に関しての記事を中心に、実際の体験、経験を元に執筆していますので、併せて読んでみて下さい。

 

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