外壁を『白』に塗り替えると汚れが目立つ?実はその逆なんです。

色選び

白い外壁というと、透明感があり清潔感があり、なんだかとても上品にお住まいのイメージですよね。

「白を基調としたお住まい」

一度は誰しもあこがれたことがあるんではないでしょうか。

 

でも…

『外壁を白にすると すぐ汚れそう…』

『白い外壁は メンテナンスが大変そう…』

『汚れたら逆にイメージが台無しになりそう …』

なんて思ったりして躊躇していたりしてませんか?

 

大丈夫です。

今回そういった悩みを解決できる方法を、分かりやすく記事にしています。

 

こちらを読めば、「各汚れの原因」から「それらの対処法」それと「外壁を白に塗ることでのメリット」なども分かるようになります。

 

せっかくの外壁の塗り替えです。

こちらを読んで、お住まいをぜひ好きな色に塗り替えましょう。

 

外壁を白に塗り替えると汚れが目立つのか?

✅外壁を白に塗り替えると、汚れが目立つのか?

 

結論⇒「その逆で、目立たなくなる」です。

 

『え…?』って思いますよね。

「白い外壁にすると汚れが目立つ」と多くの方が誤解されていますが、白い外壁のほうが汚れが目立ちません。

 

理由を説明する前に、まずは「汚れの種類」を知っておきましょう。

 

【お客さんがキタナイと感じる、外壁の汚れ原因ランキング】

1位 色あせ、変色、退色

2位 コケ、カビ

3位 雨垂れ

4位 チリ、ホコリ、大気中の油分

 

ここで注目したいのが、1位の「色あせ、変色、退色」です。

この「色あせ、変色、退色」が、白い壁の場合にまったく目立たなくなるんです。

 

白い外壁にすると、逆に「色あせ」が目立たなくなります。

色あせ、変色、退色の原因は、主に「チョーキング現象」によるものです。

 ※チョーキング現象とは

  • 年数が経過すると紫外線により塗膜(塗装の膜)が破壊・分解され、白い粉状となる自然劣化現象のこと。
    外壁を手で触ると白い粉が付く。

    特に日差しが強い南面・西面・ベランダなどの外壁に症状が出やすい。

 

このチョーキングにより発生する白い粉が、外壁の本来の色と混ざり合い、色あせ、変色や退色といった見た目の悪さを生み出します。

 

しかし白い外壁の場合は、その「チョーキングの白い粉が外壁と同色である為に、まったく目立たなくなる」というカラクリです。

 

ですから外壁を白で塗り替えると、キタナイと感じる1番の原因である「色あせ、変色、退色」を解消することが出来るんです。

逆に、外壁を濃い色で塗り替えた場合は、かなり早い段階で色あせが目立つようになるので注意が必要です。

 

※あくまで目立つか目立たないかの違いであり、劣化速度に違いはほぼありません。

 

「コケ・カビ」の汚れは、白い外壁にすると目立ちます。

コケやカビが発生すると、みどり色や茶色などの汚れが外壁に付着します。

その為、外壁の色が薄いほど、「コケ、カビ」は目立ちやすくなります。

 

 ※「カビ」の主な発生原因

  • 「カビ」の主な原因は湿度と温度です。
    日差しの当たらない風通しの悪い北側の外壁に多く発生します。
    表面が凹凸した外壁ではよく目にします。

 

しかし、知っておいてほしいのはカビが出やすい壁と出にくい壁があるということです。

 

白で塗り替えても、カビが出にくい外壁があります。

カビの原因は上記にあるように、「湿気」と「温度」です。

よって、湿気がこもりやすく、日差しが当たらない外壁にカビが生えやすいことが分かります。

 

ですから、外壁表面がツルツルしているものはカビが生えにくくなります

逆に、外壁表面がザラザラしていると、水はけが悪く非常に乾きにくい為、カビが異常発生して一面緑色になります。

 

✅カビが「出やすい」外壁塗装仕上げはこちら
(手で触るとザラザラしているもの)

  • リシン吹き付け
  • スキン吹き付け
  • スタッコ吹き付け
  • ジョリパット系塗り壁

 

カビが「出にくい」外壁塗装仕上げがこちら
(手で触ったらツルツルしている)

  • 焼き付け仕上げ
  • ボンタイル吹き付け

 

ですから、外壁を白に塗り替える場合には、カビが「出にくい」タイプの外壁かどうか事前に確認しておきましょう。

 

ツルツルしたサイディングなどの外壁表面であれば、白い外壁に塗り替えてもそこまでの心配はいらないでしょう。

逆に、ザラザラした外壁であれば、どんな色であれカビの発生は覚悟しましょう。

 

外壁を白に塗り替えるなら、コケの対処法は必須です。

コケにもさまざまな種類がありますが、その中でも一番よく目にするのが、植木の近くにある外壁が緑色に汚れてしまうものです。

これは、外壁の近くに植えてある植栽の葉緑素が、外壁に飛んでくる為です。

 

ですから対処法はいたって簡単、「外壁の近くに植木を植えない」です。

 

雨垂れが「出ないお住まい」と「出るお住まい」の違い。

『せっかく真っ白に外壁を塗り替えたのに、すぐ雨垂れが出来たから、白い外壁はダメね…』

そんな声をたまに聞いたりします。

 

 ※雨垂れとは

  • 雨水が流れた後に汚れなどが外壁に付着する汚れのこと

 

でも、長い間塗装業をしていると、雨垂れが「付くお住まい」「付かないお住まい」があることに気付きます。

 

その主な原因は、「水切り」にあります。

 

例えば、ベランダの笠木(金物でカバーしてある手摺の下の部分)や雨樋(屋根の雨水を流す管)などです。
これらがしっかりと機能しているかどうか、でずいぶんと変わります。

 

要するに、雨水が流れるルートをしっかりと確保できているかどうかです。
これが出来ていないと、外壁に雨垂れが付くようになります。

 

 現在雨垂れが発生している箇所をcheck!

  • check①
    雨樋などがワレたりズレたりしていないか。

    【対策】⇒樋の調整・補修・交換

  • check②
    ベランダの笠木付近から雨垂れが出ていないか。

    笠木の段差補修 or 隙間をコーキングで埋める

 

※外壁を白に塗り替えるのであれば、こういった「水切り部」のチェックを必ずやりましょう。

そうすることで、雨垂れの汚れを回避することが出来ます。

 

チリ、ホコリ、大気中の油分はあまり目立たない

次は、チリ・ホコリ・大気中の油分です。

 

例えば、交通量の多い全面道路沿いなどでは排気ガスなどの大気中の油分が外壁に付着したりします。

 

しかし、こういったチリ・ホコリ・大気中の油分などの汚れに限っては、かなりの年数が経過しないと、それを「キタナイ」と思えるようなものにはなりません。

年数にして、だいたい20~40年ぐらいでようやく目立つ程度です。

 

結論として、外壁を白に塗り替えても「チリ・ホコリ・大気中の油分」に関しては、まったく気にすることはない、です。

もちろん、白以外に塗り替えても同じことがいえます。

 

外壁を白以外で塗り替える場合の色選びは、こちらの記事をご参考ください。

 

まとめ

さて、今回は外壁を白で塗り替えると汚れが目立つのか、ということを経験をもとに検証・解説してきましたがいかがだったでしょうか。

 

結論としてはこちらです。

しっかりと「汚れ対策」を練れば、外壁を白に塗り替えしても問題ない。

 

では、その他のポイントを改めてまとめときます。

✅汚れの目立つランキング  

  • 1位 色あせ、変色、退色
    2位 コケ、カビ
    3位 雨垂れ
    4位 チリ、ホコリ、大気中の油分

 

以下、「外壁を白で塗り替える際の対処法」まとめです。

✅色あせ汚れ

  • 色あせは、むしろ外壁を白に塗り替えた方が目立たない

 

コケ・カビ汚れ

  • コケは、外壁のそばに植木を植えないことで回避
  • カビは、表面がツルツルした外壁ならそんなに心配はいらない

 

雨垂れ汚れ

  • 水切り(雨水の流れるルート)をチェックして修繕することでかなり回避できる

 

チリ・ホコリ・大気中の汚れ

  • 外壁を白で塗り替えても、よっぽどの悪立地でない限り気になるほどの汚れにならない

 

以上のポイントを抑えて、ぜひ透明感のあるおしゃれな白で塗り替えて、お好みのお住まいにしていきましょう。

 

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