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外壁を『白』に塗り替えると汚れが目立つ?実はその逆なんです。

外壁を『白』に塗り替えると汚れが目立つ?実はその逆なんです。 色の選び方

白い外壁というと、透明感があり清潔感があり、なんだかとても上品なお住まいのイメージですよね。

 

「白を基調としたお住まい」

一度は誰しもあこがれたことがあるのではないでしょうか♪

 

でも…

  • 外壁を白にするとすぐ汚れそう…
  • 白い外壁はメンテナンスが大変そう…
  • 汚れたら逆にイメージが台無しになりそう…

 

なんて不安があって躊躇してたりしまませんか?

 

大丈夫です!

今回は、白い外壁にしたい方が持つこのような悩みを解決できる方法を分かりやすく記事にしています。

 

本記事を読めば、汚いと感じる「汚れの原因」を知り、それを理解した上での「対処法」、さらに「外壁を白に塗ることでのメリット」なども紹介していきます。

 

せっかくの外壁塗装工事、こちらを読んでお住まいをあなた好みの色に塗り替えましょう♪

 

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外壁を白に塗り替えると汚れが目立つのか?

外壁を白に塗り替えると汚れが目立つのか?

 

まず、「外壁を白に塗り替えると汚れが目立つのか?」ですが、結論から言うと「その逆で、目立たなくなる」です。

 

『え…?』って思いますよね。

でも、これ本当なんです。「白い外壁にすると汚れが目立つ」と多くの方が誤解されていますが、白い外壁のほうが汚くならないんです。

 

理由を説明する前に、まずは「汚れの種類」から紹介しておきます。これを知ると自ずと理由が理解できるためです。

 

 

お客さんがキタナイと感じる、外壁の汚れ原因ランキング

 

お客さんがキタナイと感じる、外壁の汚れ原因ランキング

  • 1位 色あせ、変色、退色
  • 2位 コケ、カビ
  • 3位 雨垂れ
  • 4位 チリ、ホコリ、大気中の油分
(※上記は自社独自調査によるランキング集計)
 
 

ここで注目して欲しいのは、「外壁が汚くなった」と感じる最も多い原因が、塗料の「色あせ、変色、退色」だということです。

 

実は、この「色あせ、変色、退色」が、白い壁の場合にはまったく目立たなくなるんです。

 

 

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白い外壁にすると、逆に「色あせ」が目立たなくなる

 

外壁の色あせ、変色、退色の主な原因は、「チョーキング現象」によるものです。

 

※チョーキング現象とは

  • 年数が経過すると紫外線により塗膜(塗装の膜)が破壊・分解され、白い粉状となる自然劣化現象のこと。外壁を手で触ると白い粉が付く。特に日差しが強い南面・西面・ベランダなどの外壁に症状が出やすい。

 

外壁をなぞると手に白い粉がつくアレです!

 

 

このチョーキング現象により発生する白い粉が本来の色と混ざり合い、色あせ・変色・褪色といった見た目の悪さを生み出します。

 

しかし白い外壁の場合は、「チョーキングの白い粉が外壁と同色である為に、まったく目立たなくなる」というカラクリです。

 

ですから、外壁を白で塗り替えると「キタナイ!」と感じる1番の原因である「色あせ、変色、退色」を解消することが出来ると言うわけなんですね。

 

逆に濃い色で塗り替えると、かなり早い段階で色あせが目立つようになるんですね。

※あくまでも汚れが目立つか目立たないかの話であり、劣化速度はどの色を塗ってもほぼ変わりません。

 

 

「コケ・カビ」の汚れは、白い外壁にすると目立ちます。

「コケ・カビ」の汚れは、白い外壁にすると目立ちます。

 

コケやカビが発生すると、みどり色や茶色などの汚れが外壁に付着します。

その為、外壁の色が薄いほど、「コケ、カビ」は目立ちやすくなります。

 

※「カビ」の主な発生原因

  • 「カビ」の主な発生原因は湿度と温度によるものです。日差しの当たらない風通しの悪い北側の外壁に多く発生します。表面が凹凸した外壁ではよく目にします。

 

しかし、知っておいてほしいのはカビが出やすい壁と出にくい壁があるということです。

 

 

白で塗り替えても、カビが出にくい外壁がある

 

カビの原因は上記にあるように、「湿気」と「温度」です。

よって、湿気がこもりやすく、日差しが当たらない外壁にカビが生えやすいことが分かります。

 

ですから、表面がツルツルしている外壁にはカビが生えにくくなり、逆に外壁表面がザラザラしていると水はけが悪く非常に乾きにくいため、カビが異常発生して一面緑色になります。

 

 

✅カビが「出やすい」外壁塗装仕上げはこちら
(手で触るとザラザラしているもの)

 

 

カビが「出にくい」外壁塗装仕上げがこちら
(手で触ったらツルツルしている)

 

 

ですから、外壁を白に塗り替える場合には、カビが「出にくい」タイプの外壁かどうか事前に確認しておきましょう。

 

ツルツルしたサイディングなどの外壁表面であれば、白い外壁に塗り替えてもそこまでの心配はいらないでしょう。逆に、ザラザラした外壁であれば、どんな色であれカビの発生は覚悟しましょう。

 

 

外壁を白に塗り替えるなら、コケの対処法は必須です。

 

コケにもさまざまな種類がありますが、その中でも一番よく目にするのが植木の近くにある外壁が緑色に汚れてしまうものです。

 

これは、植物の葉緑素(クロロフィル)という緑の色素が外壁に付着するために起こる症状です。

 

ですから対処法はいたって簡単、「外壁の近くに植木を植えない」です。

 

 

雨垂れが「出ないお住まい」と「出るお住まい」の違い。

 

奥さん

『せっかく真っ白に外壁を塗り替えたのに、すぐ雨垂れが出来たから、白い外壁はダメね…』

 

そんな声をたまに聞いたりします。

 

※雨垂れとは

  • 雨水が流れた後に汚れなどが外壁に付着する汚れのこと。窓サッシ付近やベランダ手摺などによく付着する。

 

 

でも長いこと塗装業をしていると、雨垂れが「付くお住まい」「付かないお住まい」があることに気付きます。

 

その違いの理由は「水切り」にあります。

 

 

例えば、ベランダの笠木(金物でカバーしてある手摺の下の部分)や、雨樋(屋根や外壁についた雨水を流す管)などです。これらの部位は、本来雨水の流れるルートを確保して、お住まいを雨水から守ってくれる役目があります。

 

しかし、笠木や雨樋などが破損していたり正常に機能していなければ、外壁に雨が降り注ぎ、それが雨だれになって外壁を汚して美観が損合われるわけです。

 

 

現在雨垂れが発生している箇所をcheck!

check!

  • 雨樋が割れていたりズレたりしていないか?
  • 雨の日に屋根や外壁から大量の雨が流れている箇所はないか?

【対策】➡︎ 雨樋の調整・補修・交換


check! 

  • ベランダの笠木付近から雨垂れが出ていないか?
  • 現在特に集中して黒く汚れた外壁箇所はないか?

【対策】➡︎ 笠木の段差補修 or 隙間をコーキングで埋める

 

※外壁を白に塗り替えるのであれば、こういった「水切り部」のチェックを必ずやりましょう。そうすることで、雨垂れの汚れを回避することが出来ます。

 

 

チリ、ホコリ、大気中の油分はあまり目立たない

 

最後は、チリ・ホコリ・大気中の油分汚れについてです。

 

例えば、交通量の多い全面道路沿いなどでは排気ガスなどの大気中の油分が外壁に付着したりします。

 

しかし、こういったチリ・ホコリ・大気中の油分などの汚れは、かなりの年数が経過しないとそれを「キタナイ」と感じるようなものにはなりません。年数にして、だいたい20~40年経過すればようやく目立ってくる程度です。

 

 

結論として、外壁を白に塗り替えても「チリ・ホコリ・大気中の油分」に関しては、まったく気にすることはない、です。もちろん、白以外で塗り替えた場合も同じことがいえます。

 

 

まとめ:工夫をすれば外壁を白に塗り替えても全く問題ない!

まとめ:工夫をすれば外壁を白に塗り替えても全く問題ない!

 

さて、今回は外壁を白で塗り替えると汚れが目立つのか?白で塗装しても大丈夫なのか?という疑問に対してこれまでの私の実体験をもとに検証・解説してきましたがいかがだったでしょうか。

 

結論としては、しっかりと「汚れ対策」を練れば、外壁を白に塗り替えしても問題ない、です。

 

 

では、最後に本記事のポイントを改めてまとめます。

 

外壁がキタナイと感じる原因ランキング

  • 1位 色あせ、変色、褪色
  • 2位 コケ、カビ
  • 3位 雨垂れ
  • 4位 チリ、ホコリ、大気中の油分

 

 

以下、「外壁を白で塗り替える際の対処法」まとめです。

 

色あせ汚れ

  • 色あせは、むしろ外壁を白に塗り替えた方が目立たない

 

コケ・カビ汚れ

  • コケは、外壁のそばに植木を植えないことで回避。

  • カビは、表面がツルツルした外壁ならそんなに心配はいらない。表面がザラザラしている外壁なら高性能塗料を使おう。

 

雨垂れ汚れ

  • 水切り(雨水の流れるルート)をチェックして修繕することでかなり回避できる。

 

チリ・ホコリ・大気中の汚れ

  • 外壁を白で塗り替えても、よっぽどの悪立地でない限り気になるほどの汚れにならない

 

 

以上のポイントを抑えて、ぜひ透明感のあるおしゃれな白で塗り替えて、理想のお住まいにしていきましょう。

 

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