大切なお住まいを塗り替える外壁塗装工事。
✅良い塗料を
✅低価格で
✅職人の腕が良い
✅信頼できる業者に
できればそんな優良な塗装業者にお願いしたいものですよね。
しかし…価格や塗料の性能ぐらいはわかりそうだけど、業者の信頼性や腕の良し悪しなんてどうやって判断すればいいの?
確かに、知り合いでもない業者の信頼性なんて図りようもありませんし、ましてや工事前に職人の腕の良し悪しなんで分かるはずもありませんよね。
そこで今回は、私が長年この塗装業界にいて感じる優良業者に共通する4つの特徴を紹介しようと思います。
この判別には、外壁塗装の知識はまったく必要ありませんし、初心者の方でも簡単に優良業者かどうかを見分けることが出来ますので、ぜひ活用してみてください。
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信頼できる外壁塗装の優良業者の共通点とは?
ではさっそく「信頼できる外壁塗装の優良業者の共通点」を紹介していきます。
✅信頼できる塗装業者に共通する4つの特徴がこちら
- 営業マンではなく専門家
- ちゃんと約束を守る
- 絶対に他社の悪口を言わない
- あなたのことを一番に考えている
『え!?これだけ?』と思うかもしれませんが、これだけで十分です。
なかには専門用語を並べ、何十項目にもなるチェック事項を細かく紹介しているサイトもありますが、ぶっちゃけそれらすべてを頭に入れて業者チェックするなんて素人にはまず無理です。
上記4項目さえ意識しておけば、あとはそれらに関連した内容ばかりなので、簡単に優良業者を見分けられるようになるハズですよ。
では、一つずつ解説していきます。
優良業者は営業マンではなく専門家
優良な塗装業者に共通する一つ目の点は、「専門家」だということです。
例えば、大げさに家の痛みを指摘してくる業者いますよね、あれは専門家ではなく営業マンです。
✅営業マンの場合
これはひどい状態ですね!
なんでこんなになるまでほっといたんですか?建てた会社は今までなにも言ってくれなかったんですか!?
こんなこと言われると正直驚いちゃいますよね。
でもそれが営業マンの狙いで、あなたを不安にさせて耳を傾けさせた上で、外壁塗装の必要性を訴えかけ販売に繋げたいわけです。つまりは売るための演出ってやつです。
一方で専門家は、あなたが不安になるようなことは言いません。
✅専門家の場合
基本的に無駄なおしゃべりはせず、現状の確認や今後の方針を考えながら現場を調査して、一通り確認終えたらあなたに理解してもらえるように丁寧に説明してくれるでしょう。
このように、その業者が専門家なのか営業マンなのかを精査していくと、自然と信頼出来る優良な塗装業者かどうかが見えてくるというものです。
ダメな業者の共通点 (営業マン) |
優良業者の共通点 (専門家) |
|
特 徴 | ・よく喋る ・説得しようとする ・一方的な話ばかり |
・よく聞く ・納得してもらおうとする ・お客さん中心 |
思 考 | ・いかにして販売するか | ・どうやって直すか |
商 談 | ・金額重視 | ・内容重視 |
方向性 | ・自己中心 | ・お客さん中心 |
優良業者はあなたのことを一番に考えてくれる
優良業者は、常にあなたのことを一番に考えてくれます。
こちらも先ほどと多少重複しますが、とても重要なことなのであえて掘り下げて紹介しますね。
例えば、訪問販売業者などがよくする「実績工事」とか「モニター工事」などは、結局のところ自社都合の話をあなたに必死に訴えかけてるだけの話であり、あなたのことを考えての話ではないわけですね。
他にも、「今日するかしないかを決めて欲しい」と即決の返事を迫ったり、「今日返事もらえるならば…」といって極端な大幅値引きをしたりするのも、すべて自分たちの都合を押し付けているだけなんですよね。
あと、塗料や色に関しても同じです。
やたら特定の塗料をおすすめだとかなんとかいって、強引に押してくるような塗装業者も、微塵もあなたのことを考えてくれていません。すべて自分たちの都合で押し売りしているだけなんです。
こういった塗装業者は、どんなに人柄が良くても「売るだけが目的の営業マン」であり、依頼すればほぼ間違いなく後悔する塗装業者です。
外壁塗装の優良業者とは、あなたのことを第一に考えてくれて、あなたと一緒に、あなたのお住まいに合う最適解を考えて提案してくれる業者だと思うんですよね。
優良業者はちゃんと約束を守る
優良な塗装業者は、ちゃんと約束を守ります。
これは長いことこの業界にいて思うことですが、ホント仕事の出来ない職人(業者)に限って約束を守りません。
✅ダメな塗装業者の特徴
- 約束していた時間通りに来ない
- 遅れても連絡すら入れない
- 見積もりの提出が遅い
- 打ち合わせとは違う見積もり内容になっている
『こんなことで優良業者かどうかなんて判断できるの?』なんて思われるかもしれませんが、こうした小さな約束が一番大事なんです。
外壁塗装工事は小さな約束の積み重ねです。ましてや外壁塗装は、あなたが見てないところで行う工事です。見える部分ですらちゃんと出来ていない業者が、見てない場所でちゃんと出来るわけありません。
残念ながらこの業界、ホントいい加減な人間が多いんですよね。これは私が長年塗装業界にいて本当に痛感している点です。
優良業者は絶対に他社の悪口を言わない
優良業者は、絶対に他社の悪口を言いません。
自信がない業者に限って、同業他社の悪口を言う傾向があります。裏を返せば、他社を蹴落すことでしか自社をアピール出来ない残念な業者でもあるんですよね。
✅他社の悪口を言うダメな業者の例
えー!そんな塗料を勧められたんですか?
どこの業者ですか?そんな塗料を勧めてきたのは?
ん…確か◯◯塗装って言ってたかしら?
あー、その業者はやめておいた方がいいですよ!
あんまり良い評判を聞きません!うちの塗料の方が間違いないです!
そもそも他社の悪口をいうこと自体、業者としてどうかと思います。こういった品のない塗装業者に大切な家の外壁塗装を任せてはいけません。常識やマナーのない塗装業者が良い工事をするとは思えません。
まとめ:外壁塗装の優良業者の共通点とは?
ということで今回は、私が考える「外壁塗装の優良業者に共通する特徴」を紹介させてもらいました。
✅優良な塗装業者に共通する4つの特徴
- 営業マンではなく専門家
- あなたのことを一番に考えてくれる
- ちゃんと約束を守る
- 他社の悪口を言わない
外壁塗装はトラブルが多い業界で有名ですが、その多くは手抜き工事によるものです。
ここで注目しておきたいのは、手抜き工事は「職人の腕」といった技術的な問題が原因で起こるのではなく、「塗装業者の質」や「職人の人間性」といった内面的な要素が大きく影響しているという点です。
ですから今回の内容は、塗装業者の内面的な問題点に着目して、そこから優良業者の共通点を洗い出して紹介しています。
当たり前のことが当たり前にできているか?
これこそが、優良な塗装業者選びには一番大事なポイントです。
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