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タイル柄レンガ調の意匠性サイディングの塗装時期は5〜7年目推奨!外壁デザインを残したい方必見!

タイル調・レンガ調のサイディングの塗装時期(塗り替えタイミング)に注意! 外壁塗装

 

  • 今のサイディングのデザイン柄が気に入っている方
  • 外壁のデザインを残したいと考えている方
  • クリヤー塗装を検討している方

 

という方は、デザインをそのままで残すことが可能なクリア塗料を使った外壁塗装がおすすめです!

 

しかし、塗装の時期を見誤ると確実に失敗するのがクリア塗装の難しいところ。私もよくお客さんから相談を持ちかけられますが、「時すでに遅し」といったケースが本当に多いんです。

 

 

ということで今回は、タイル柄やレンガ調のおしゃれなデザイン性の高い外壁「サイディングボード」の塗り替え時期について初心者でも分かりやすく解説していきます。

 

本記事を読むことで、外壁塗装工事後も現状のタイルやレンガ調にデザインされたサイディングをそのままの状態で維持することができ、さらに外壁塗装にかかるコストを最小限に抑えることも可能になります。

 

 

※「外壁の柄やデザインは塗りつぶしてもかまわない」という方は、こちらの「外壁の塗り替え時期について」をご参照ください。

外壁塗装はいつする?時期・タイミング・季節・気候のまとめ
「外壁塗装の適正時期」と「おすすめの季節」の総まとめ記事。業界経験20年の筆者が解説する外壁・屋根の塗り替え時期のタイミング(目安)と、外壁塗装に適した季節、簡単に塗装時期をチェックできる方法などを初心者でも分かりやすく解説しています。

 

Masaki
Masaki
この記事を書いた人

年商6億の元塗装会社社長がお届けする外壁塗装の豆知識。業界20年の経験・体験をもとに、他では聞けない役立つ情報から裏情報までお届けしています!
<これまでの経歴>
大手不動産会社勤務、大手塗装会社勤務、2015年塗装会社設立、約20年以上にわたり建築塗装全般に携わり、現在は塗装業のコンサル事業を展開。

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タイル・レンガ調サイディングとは?画像で解説

 

■タイル柄やレンガ調のサイディング外壁

 

タイル柄デザインのサイディングボード

 

 

ニチハのタイル調サイディングボード

出典:ニチハ

 

ニチハのレンガ調サイディングボード

出典:ニチハ

 

ニチハの石彫柄サイディングボード

出典:ニチハ

 

どれも個性的で、おしゃれな外壁サイディングですよね。

 

こういったデザイン性の高いサイディング外壁材は、冒頭にもお伝えしたようにクリヤー塗料を塗ることで、現状のおしゃれなデザインを消すことなく、そのままの状態で塗り替えることが可能です。


しかし、この「クリヤー塗料」でもっとも注意しなければいけないのが塗り替え時期・タイミングです。

 

外壁の塗り替え時期は一般的に10年前後といわれていますが、タイル柄やレンガ調のサイディング外壁の場合、築5〜7年目という早い段階での塗り替えを強く推奨します!

 

 

自宅の外壁がタイルかサイディングか分からない方はこちらを参照ください。

本物のタイルとタイル調サイディングの見分け方 外壁の種類を判別する方法
ご自宅の外壁の種類や素材を知りたいですか?本記事では、本物のタイルかタイル柄をしたサイディングなのかを見分ける方法をご紹介しています。素人でも簡単に判別できる方法を3つ紹介していますので、ぜひ参考にしていただき、ご自宅の外壁にあったメンテナンス方法を実践してください。

 

 

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なぜタイル柄やレンガ調のサイディングは早めの時期での塗装が必要なのか?

 

では、なぜデザイン性の高い外壁サイディングの場合5〜7年という早い築年数で塗装したほうが良いのか?

 

理由は以下3つ。

  1. クリア塗料は無色透明なのでそのままの状態で仕上がってしまう
  2. デザインサイディングは一度色褪せると元には戻せない
  3. コーキング目地の工事代が高くなる

 

各項目を具体的に説明していきます。

 

 

クリアー塗装は無色透明!

 

クリアー塗装は名前の通り無色透明な塗料なので、現在の外壁デザインをそのままに塗装できるというとても優れた塗料です。

 

しかし、無色透明な塗料ということは、逆に考えたら現在外壁に出来た痛みや色あせといった症状もまた、そのままの状態で仕上がってしまうということなんですよね。

 

しかも、外壁以外の部分(雨戸や雨樋など)は色付きの塗料で新築時のように綺麗に仕上がりますので、よけい外壁の痛みや色あせが目立ってしまうのです。

 

ですから、外壁の痛みがまだ出ていない5〜7年目での塗装が必須なんです。

 

サイディングのデザインは元には戻せない!

 

色あせした部分は塗装で直せばよくない?

 

と考える方もいるかもしれませんが、いったん色あせてしまったサイディングのデザインは元には戻すことができません。

 

サイディングのデザイン柄は、焼き付け塗装といって工場で特殊な加工をおこなって何色もの色を組み合わせて製造していますので、現場の塗装で直せるようなものではないのです。

 

しかも塗装をする前には必ず高圧洗浄を行いますので、見た目以上に外壁のデザインは落ちてしまいます。

 

ですから、現状のデザインを気に入っているのであれば、築5〜7年目のまだサイディングが綺麗な段階でクリア塗装をしてあげることが重要になってくるわけです。

 

 

サイディングの目地コーキング代が高くなる

 

外壁サイディングの塗装工事では、サイディングとサイディングの隙間を埋めているコーキング(シーリング)部分の補修工事が必須となります。これはどんなサイディングでも必要な工事です。

 

コーキング(シーリング材)とは、サイディング外壁の継ぎ目(目地)にある、ゴムのような素材で出来た弾力性のある部位のことです。

 

 

■コーキングの補修工事方法は2種類あり、「打ち替え」と「増し打ち」のどちらか。

 

  打ち替え(全面) 増し打ち(部分)
工事内容 現存のコーキングを全部取り除き
新しいコーキングを打ち直す
傷んでいない部分はそのままに
痛みがあるコーキングのみ補修
費 用 15〜30万円 3〜10万円
日 数 2〜3日 1日

※費用は家の大きさ(m)による

 

 

 

コーキングには、雨が中に侵入しないようにする役割や、サイディングが割れないようにするためなど、とても重要な役割を持っているわけですが、おおよそ5年目あたりから徐々に痛み始めます。

 

そして、通常(築10年前後)であれば痛んだコーキングを増し打ち(部分補修)して、その上から塗装をするのが一般的なのですが、無色透明のクリア塗装の場合はそうはいきません。

 

なにせ塗料が透明なので、コーキング補修したところと補修していない部分の色が異なり、ツギハギみたいなカッコ悪い見た目になってしまうからです。

 

 

対策としては

 

  1. 築5〜7年目あたりのまだコーキングの痛みが少ない段階で塗装工事を行う
  2. カラーコーキング(色付き)を使ってもらう
  3. 痛んでいないコーキングもすべて打ち替えしてもらう

 

などがありますが、2.のカラーコーキングは色を合わせても多少色が違いますし、3.の全面打ち替えは費用が高くなります。

 

そう考えると、1.のできる限り痛みが少ない段階での塗装工事がコスト的にもおすすめです。

 

 

関連記事 コーキングの「打ち替え」と「増し打ち」の違いについてはこちら

 

 

 

まとめ:タイル調・レンガ調のサイディング外壁の塗装時期(塗り替えタイミング)

 

今回は、新築の時も誰も教えてくれない意匠性デザインサイディングの塗装時期について詳しく解説してきました。

 

 

■本記事の最重要ポイントをおさらい

  • サイディングのデザインを残したいのならクリア塗装がおすすめ
  • クリア塗装を使うなら築5〜7年目での塗り替えを推奨

 

 

■デザイン柄のサイディングを早めに塗装するべき3つの理由

  1. クリア塗装は無色透明なので外壁が色あせる前に塗装する必要がある。

  2. サイディングのデザインはいったん色褪せてしまうと元には戻せない。

  3. 塗装時期が遅いとコーキングにかかる補修代も高くなる。

 

 

タイル柄やレンガ調のサイディングの塗装時期なんて経験してみないと気づかないことなのですが、経験してしまうと時すでに遅し状態ですからねー。

なので、本記事をしっかり読んで、後悔のないご自宅の外壁塗装工事にお役立てください。

 

外壁塗装の見積もりは一括見積もりが便利なのでぜひご利用ください。どこに依頼するかより、まずはご自宅の塗装工事の費用相場を知ることも大事なんですよ♪

 

関連記事 外壁の状態チェック方法はこちらを参照ください。

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