積水ハウスの外壁塗装の費用相場。オリジナル塗料「フレアトーン」とは?

積水ハウスの外壁塗装の費用相場。オリジナル塗料「フレアトーン」とは?

 

  • 外壁塗装の見積もりとったけど高いなぁ…。
  • これって積水ハウスだからこんなに高いの?
  • 他の塗装と比べて内容はどうなの?

 

 

長年塗装業をしていると、お客さんからよくこんな声を聞きます。

 

もうすでにご存知かと思いますが、積水ハウスに限らず大手ハウスメーカーの外壁塗装工事費は、通常より2〜3割高く設定されています。

 

そこで疑問に思うのが

  • 高いだけの価値があるのかどうか?
  • 任せるだけのメリットがあるのか?

という点。

 

 

ということで今回は、積水ハウスの外壁塗装の相場やオリジナル塗料の品質などを紹介していこうと思います。積水ハウスにお住いの方なら必ず役に立ちますよ♪

 

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目次

積水ハウスが提案する塗装時期は築10年目

積水ハウスが提案する塗装時期は築10年目

積水ハウスは、新築から10年が経過すると外壁や屋根の塗り替えを提案してきます。

 

しかし、築10年未満ではお客さんからの要望がない限り、積水ハウスが外壁塗装を提案してくることはありません。なぜなら積水ハウスには、新築から10年間の「住宅瑕疵担保責任」が法律で定められているからです。

 

 

【国土交通省】

積水ハウスさん、新築した住宅に欠陥があれば必ず10年間は保証するように

 

✔︎ 住宅瑕疵担保責任の範囲

住宅瑕疵担保責任の範囲

画像引用:住宅瑕疵担保責任保険協会

※保証の対象部位の詳細についてはメーカー発行の建物保証書を確認してください。

 

 

ちなみに地元塗装店や大手塗装会社にはその義務はありませんから、10年未満であろうと家の状態を見て『塗装どうですか?』と声かけしてくるわけですね。

 

それをハウスメーカーに相談すると『まだ10年経ってないし大丈夫ですけど、施主様の要望であれば…』と回答が返ってくるという感じです。

 

 

なるほど…。だからきっちり築10年目で提案してくるのか…

 

 

筆者

10年未満の提案は自らクレームを拾いに行くようなもの。とはいえ、家の状態から塗装時期を判断していないという点はかなり問題ですね。

 

 

積水ハウスの外壁塗装の費用や相場

積水ハウスの外壁塗装の費用や相場

冒頭で書いたように、積水ハウスの外壁塗装費用は通常より2〜3割高くなります。

 

なかでも高いのが「足場代」「シーリング工事代」「ベランダの防水」。家の大きさにもよりますが、足場だけで25〜30万などざらにあります。

 

 

高い理由はいくつかありますが、一言でいえば「積水ハウスは塗装専門会社ではないから」です。

 

 

ご存知かと思いますが、積水ハウスのアフターメンテナンスは関連会社の「カスタマーズセンター」が行います。

そこから新築工事でのつながりの下請け工務店に依頼して、さらに孫請けの塗装屋、足場屋、シーリング屋、大工さんなどにそれぞれ仕事が流れていくわけです。

 

積水ハウスの外壁塗装「下請け・孫請け形態」

 

 

そりゃ確かに高いわけだ…

 

 

積水ハウスが直接工事することはなく、あくまでも工事を管理する立場の会社。ムダに中間マージン代や人件費(利益)が高いんですね。

 

 

積水ハウスのオリジナル塗料「フレアトーン」の実力とは?

積水ハウスのオリジナル塗料「フレアトーン」の実力とは?

では次に、積水ハウスの塗料についてもお話ししておきます。

 

積水ハウスは、主にエスケー化研の塗料を使用しています。

よく使用しているのは「水性セラミシリコン」や「クリーンマイルドシリコン」あたり。塗料の耐用年数は体感で*約10〜12年、良くも悪くもない普通の塗料です。※エスケー化研の期待耐用年数は12~15年となっています。

 

 

それと、最近取り扱い始めた積水ハウスオリジナル塗料フレアトーンは、エスケー化研のOEM製品でしょう。おそらく中身は「エスケープレミアムマルチカラー」という塗料です。

 

どちらも塗料グレードは水性シリコン樹脂なので、持って12年前後です。

 

 

えっ!?積水ハウスの外壁専用に作られたオリジナル塗料って言われたんだけど?

 

この業界でいう「オリジナル塗料」は、99%OEM商品です!本当に自社で造ったというオリジナル塗料は存在しません。

 

関連記事

外壁塗装のオリジナル塗料ってどうなの?使うメリットやデメリットとかある?

 

 

積水ハウスで外壁塗装を行うべきか?依頼するメリットはあるのか?

積水ハウスで外壁塗装を行うべきか?依頼するメリットはあるのか?

これまでお話ししてきた内容は、おそらく業界人じゃなきゃなかなか知らない情報です。

 

それらを踏まえた上で、最終的にどうするか決めるのはけっきょくのところお客さん自身です。

 

 

…と、曖昧な回答をしても意味がないので、ここから先は私見でお話しさせていただきます(笑)

 

 

個人的におすすめする方法と手順
  • STEP1
    まずは相見積もりを取る
    積水ハウス以外の塗装会社から見積もりを何社か取ります。無料で数社の見積もりを取る方法は下記参照。
  • STEP2
    必ず塗料を合わせて見積もりする
    積水ハウスが使っている塗料で見積もりをとると、のちのち比較が楽になります。
  • STEP3
    費用面・内容面を比較
    費用面だけでなく、どこまで塗るのか?何回塗るのか?手塗りか吹き付けか?なども確認しておきましょう。
  • STEP4
    結論を出す
    じっくり検討した上で、後悔のないようにどこに頼むか決めましょう。仮に納得できない内容ならば、再度見積もりを取るぐらいの考えは持っておきましょう。

 

 

 

考えてみると「一社で決めるメリット」ってお客さんには無いんですよ♪

 

 

仮に、積水ハウスさんでお願いするにしても、何社かの相見積もりを取ってみる価値はありますし、ましてや家は一生ものですから、義理や付き合いなんかで決めてはダメです。

 

さらにいえば、今の時代は大手だから良いとは限りません。小さな会社だからこそ一生懸命仕事している塗装屋もたくさんいますし、塗装の専門会社だからこそ出来ることっていうのも結構あったりします。

 

 

本当にあなたにとってメリットがあるかどうか、しっかり判断して外壁塗装業者を決めていくことが大事です♪

 

 

※相見積もりを取るならこちらをご利用ください。あなたの地元の塗装業者を数社いっぺんに紹介してくれる無料見積もりサービスです。

 

\助成金や火災保険の相談も可能!/
※完全無料なので安心してご利用ください。
 

外壁塗装パートナーズのおすすめポイントがこちら

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  2. チャット形式で簡単に相場がわかる
  3. めんどうな勧誘電話がない
  4. 専門アドバイザーに相談できる
  5. 業者への断りを代行してくれる

 

こちらは本当に一切お金がかからないので、うまく利用して外壁塗装工事を進めてみてください。

 

  • 一括見積もりサービスを使った事ないから不安という方はこちら
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この記事を書いた人

年商6億の元塗装会社社長がお届けする外壁塗装の豆知識。業界20年の経験・体験をもとに、他では聞けない役立つ情報から裏情報までお届けしています!
<これまでの経歴>
大手不動産会社勤務、大手塗装会社勤務、2015年塗装会社設立、約20年以上にわたり建築塗装全般に携わり、現在は塗装業のコンサル事業を展開。

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