外壁塗装はいつする?時期・タイミング・季節・気候のまとめ

外壁塗装はいつする?時期・タイミング・季節・気候のまとめ

うちはまだ綺麗なのに、業者から声が掛かるんだけど…

  • 外壁塗装って何年目にすればいいの?
  • どの季節が外壁塗装に向いてる?

 

こういった悩みや疑問をお持ちではないですか?

 

本記事は、外壁塗装の時期適切なタイミング、そして外壁塗装に向いている季節・気候について、わかりやすく解説してします。

 

さらに、自分で調べることができる「塗装時期のチェック方法」や、「早目に塗装をした方が良い外壁材」など、知っておくと得する情報もあわせて紹介していますので、参考にしてください。

 

目次

外壁・屋根の塗り替え時期(目安)について

外壁・屋根の塗り替え時期(目安)について

外壁・屋根の塗り替え時期の目安は、約7〜10年です。

 

 

 

なぜ7〜10年?根拠はあるの?

 

 

諸説ありますが、そもそも新築時にしてある塗装が5〜7年しか持たない「アクリル塗料」を使っていることが多いため、塗り替え時期は築7〜10年目が目安となります。

 
新築の95%以上は、外壁・屋根に「アクリル塗料」が使用されています。アクリル塗料の耐用年数は、約5〜7年。サイディング(アクリル焼付け塗装)の耐用年数は、約10年です。

 

 

 

だったら7年目とかで塗装しといた方が良いの?

 

 

外壁塗装は、よく「10年一区切り」と言われますが、目に見える痛み・症状が出てくるのが10年なだけであって、防水機能はそれより前に低下していっています。

 

ですので、築7年目あたりからお住いの状態を確認しながら検討するのが良いでしょう。

 

 

塗り替え時期の詳細はこちら!

➡︎築10年目?外壁を塗り替える最適なタイミングとは?

➡︎屋根塗装(瓦の種類別)の塗り替え時期とセルフチェック方法

 

 

塗り替え時期に外壁や屋根に出てくる症状・サインとは?

塗り替え時期に外壁や屋根に出てくる症状・サインとは?

外壁・屋根の劣化状況や塗り替え時期を知るには、外壁塗装の専門家に見てもらうのが一番手取り早いです。

 

 

でも、まだするかどうかも分からないし…
塗装業者に依頼するのはちょっと…

 

 

そんな不安をお持ちの方は、まず自分で外壁や屋根をチェックして、塗り替え時期を探ってみましょう。

 

✔︎ 外壁や屋根の防水性がなくなると、以下のような症状が出始めます。

劣化状況 主な症状
レベル1:低
  • 藻やコケ、カビが生えている
  • チョーキング現象が起こっている
レベル2:中
  • 色あせ・色むら・変色が起きている

レベル3:高

  • ひび割れ(クラック)がある
  • コーキング(シーリング)が割れている

レベル4:危険

  • 雨漏れしている

※レベル1が初期症状で、数字が上がれば上がるほど劣化が進行しています。

 

 

レベル2の症状が出ていれば、塗り替え時期です。

 

レベル3の段階は、外壁塗装の前に修理・補修が必要、レベル4までくると、塗装ではなく大規模改修工事が必要です。

 

無駄な出費を抑えるためにも、できる限りレベル2の段階で外壁塗装を行いましょう。

 

 

詳しい調査方法はこちら!

➡︎築10年目?外壁を塗り替える最適なタイミングとは?

 

 

早めに塗り替えないと必ず後悔する外壁とは?

早めに塗り替えないと必ず後悔する外壁とは?

外壁・屋根は、通常7〜10年目が塗り替え目安ですが、例外もあります。

 

 

✔︎ 塗り替え時期が特殊な外壁材

  1. デザイン系サイディング
  2. ジョリパットの外壁

 

上記デザイン系の外壁に限っては、5〜7年目での外壁塗装をお勧めします

 

 

例えば、タイル柄などのデザイン系サイディングの場合、柄を残すために「クリヤー塗料」で仕上げる方も多いですが、その場合は、塗料が透明ですので「色あせ」や「変色」といった劣化は現状のまま仕上がります。

 

 

デザイン重視のジョリパット外壁も同様に、一度ひび割れ(クラック)などの症状が出てしまうと、補修したあとが目立ち、綺麗には仕上がりません。

 

ですのでこういったデザイン系の外壁は、築5年目あたりからこまめに家の状態をチェックするように心掛けましょう。

 

 

より詳しい内容はこちら!

➡︎タイル調・レンガ調のサイディングの塗装時期(塗り替えタイミング)に注意!

➡︎ジョリパットの塗り替え時期について

 

 

外壁塗装に向いている季節や気候について

外壁塗装に向いている季節や気候について

続いて、外壁塗装に適している季節・気候について。

 

外壁塗装するなら春?

それとも秋?

 

 

外壁塗装は、基本的に季節・気候問わず工事が可能です。

 

 

「梅雨時期はダメ」とか「冬は向いていない」といった話は一昔前の話で、今では塗料の性能も格段に上がっており、作業上どの季節でも全く問題ないレベルにあります。

 

 

その中でも、個人的におすすめしている季節は、塗装職人が作業しやすい「秋〜冬」にかけての季節です。

 

 

外壁塗装は人間がする工事ですし、とても根気のいる細かい作業の連続ですから、できる限り職人が気持ちよく作業できる気候や季節を選ぶことで、結果的に良い工事に繋がります。

 

こちらも要Check‼︎

➡︎梅雨は避けるべき?外壁塗装で施工ミスや手抜きが起きやすい季節

➡︎屋根塗装のベストシーズンはいつ?季節によるメリットとデメリットを詳しく解説!

 

 

まとめ:外壁塗装はいつする?時期・タイミング・季節・気候

まとめ:外壁塗装の時期(タイミング)の目安と、最適な季節

今回は、外壁塗装の塗り替え時期と、外壁塗装に向いている季節・気候について解説してきました。

 

 

本記事をまとめると

  • 外壁塗装の目安時期は築7〜10年目

  • デザイン系外壁は、築5年目あたりから検討しよう
    ※クリヤー塗装を検討しているなら、色あせする前に!
    ※ジョリパットの外壁は、ひび割れする前に!

  • 外壁塗装はオールシーズン塗装可能
    ・おすすめの季節は秋〜冬にかけて

 

 

今回は、「自分で確認できる外壁塗装時期のチェック方法」も紹介しましたが、より正確な適正時期については、やはり外壁塗装の専門業者に見てもらうのが一番です。

 

ただし、業者により塗り替え時期の見解は違いますので、一社ではなく、必ず複数社の専門家の話を聞いた上で、ご自宅にあった塗り替え時期を検討するのが良いでしょう。

 

 

以下の会社は、あなたのお住いの地域の塗装専門会社を1〜3社紹介してくれて、見積もりも無料で作成してくれます。全国対応で、お金も一円もかからないので、適正時期や予算を知りたい方は利用してみましょう。

 

詳細を確認する

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

年商6億の元塗装会社社長がお届けする外壁塗装の豆知識。業界20年の経験・体験をもとに、他では聞けない役立つ情報から裏情報までお届けしています!
<これまでの経歴>
大手不動産会社勤務、大手塗装会社勤務、2015年塗装会社設立、約20年以上にわたり建築塗装全般に携わり、現在は塗装業のコンサル事業を展開。

目次