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外壁塗装の保証範囲や保証年数の疑問も一発解決!よくあるトラブル事例もあわせて紹介!

外壁塗装の保証範囲や保証年数の疑問も一発解決!よくあるトラブル事例もあわせて紹介! 外壁塗装

 

さて今回は、外壁塗装の保証についての話をしていきます。

 

保証と言うとやっぱり外壁塗装を決めていく上での一つのポイントになってくると思うんですけど、実際のところ保証の意味だったりその範囲だったり、どういった状態になればどんな保証が受けられるのかなど、よく分からないって方が非常に多いと思います。

 

そこで今回は業界20年以上の経験がある私が外壁塗装の保証って何なんだろうというところを初心者にもわかりやすく噛み砕いて説明していきます。

 

この記事では下記のような悩みが解決できます。

  • 外壁塗装の保証がまったく分からない
  • 適切な保証年数・保証期間が知りたい
  • どんな時にどんな保証が受けられるのか知りたい
  • 会社が潰れたら保証はどうなるか知りたい
  • 安心できる保証書の見分け方を知りたい

 

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外壁塗装の保証とは?

外壁塗装の保証とは、工事完了から施工会社が定めた期間内に施工ミスなどによる不具合が発生した場合、無償で手直しや補修をしてくれる保証制度のことです。

 

外壁塗装工事は金額も大きく、最終的に人間が仕上げて完成する工事(商品)になりますので、万が一に備えて保証を設けるのが一般的になっています。

 

保証書は、入金完了後に施工会社(塗装屋さん)から書面で発行されますので、無くさないように大切に保管しましょう。

 

 

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外壁塗装の保証の種類について

 

では次に、外壁塗装の保証の種類について説明しておきます。

 

外壁塗装工事で保証される内容は、通常「工事保証」と「製品保証」の2種類となります。



工事保証とは?

 

工事保証というのは、工事をしてくれた施工店(塗装屋)がお客さんに対して工事の品質を保証してくれるものです。

 

例えば、工事後すぐに外壁が変色してしまったり、塗膜が剥がれくるなどの不具合が出た場合に、無償(施工店負担)で手直しや塗り替えをしてくれるといった保証です。



製品保証とは?

 

製品保証というのは、工事で使った塗料に対しての保証です。

 

こちらの保証は、塗料の製造元メーカーが塗料販売代理店に対して出しており、直接お客さんが手にしたり目にすることはありませんが、不具合発生時には塗装業者さん経由で塗料メーカーが現場に来てくれたりしてしっかり対応してくれます。※大手塗料メーカーに限る

 

 

外壁塗装の保証範囲や保証内容について

 

続いて、外壁塗装の保証の範囲保証の内容について詳しく説明していきます。

 

まずは保証が受けられるケースと、受けられないケースがありますので、それらがどういう状況で起こるものなのかということを把握しておきましょう。

 

※保証の範囲や内容に関しては、保証書を発行する施工店の意向により若干違いますので、必ず確認するようにしてください。

 

 

保証が受けられるケース

 

保証が受けられるのは、塗装業者の施工ミスと、塗料の製造不良に起因する不具合のみです。

 

保証されるケース(例)

  • 職人の確認ミスで塗り残しがあった
  • しっかり洗浄していないことが原因で塗料が剥がれてきた
  • 塗って間もないのに塗料が色あせしてきた
  • 塗装してすぐに外壁がひび割れしてきた

 

普通では起こらない現象、明らかな人為的ミス、もしくは塗料製品に問題があると思われる場合は、保証対象となり無償で補修及び手直しをしてもらえます。

 

 

保証が受けられないケース

 

逆に保証が受けられないケースは、経年劣化構造上の問題自然災害故意・過失による不具合の4つです。

 

■経年劣化

経年劣化とは、年数と共に自然に劣化してくる現象のことです。

 

塗装もまた、年月の経過とともに汚れやヒビ割れや色あせといった症状が出てきますので、そういった自然に劣化する経年変化は保証の対象外になります。

 

■構造上の問題

構造上の問題とは、お住まいの建て方や構造に問題がある場合です。

 

例えば、お住まいが地盤沈下により傾き、その影響で外壁が割れてしまったなどのケースでは保証は適用されません

 

■自然災害

自然災害とは、台風や地震、大雨などの天変地異です。

 

例えば、地震による外壁のヒビ割れや、強風で外壁にモノが当たって出来たキズやヘコミハガレなどは保証対象外となります。

※自然災害は、住宅総合保険が適用できるケースがあります。

 

■故意・過失によるもの

故意・過失とは、自身の不注意などによって起こった破損などです。

 

例えば、あやまって外壁に自転車をぶつけて塗装が剥がれてしまった場合や、汚れを落とそうと高圧洗浄機を使用して塗装を剥がしてしまったなどは保証対象外となります。

 

 

まとめると、工事とまったく関係ないところで起こった不具合は、基本的に保証はしてもらえないということです。

 

 

外壁塗装の保証の適正期間(年数)について

 

続いては、外壁塗装の保証期間(年数)についてです。ここが外壁塗装の保証の最重要ポイントになりますので、しっかり理解できるまで何度も読んで下さい。



保証期間は何年が妥当?

 

保証期間の適正年数は5〜10年です。

 

理由としては、先ほど説明した工事ミスや塗料の製造不良といった不具合は、塗装して3年の間に症状があらわれるためです。

人為ミスによる不具合は塗装後3年で症状が出る。工事後1年目で全体の約7割、2年目で約2割、3年目で1割以下。4年目以降はほぼなし。※日本ペイント配布データより

 

ということで、塗装して5年10年経過して出てくる症状は、ほぼ自然災害や経年劣化によるものと考えられます。ですから、個人的には保証は5年もあれば十分だと考えます。

 

 

保証期間(年数)は長い方が良い?

 

保証期間は長ければ長いほうが良いのでは?

 

じつはこの保証期間に関しては業界でも賛否両論ありまして、例えば15年や20年といった長期保証は、「保証期間=塗装が持つ年数」だとお客さんに勘違いさせてしまうという問題です。



繰り返しますが、保証期間=塗装が持つ年数ではないんです。

 

外壁塗装の保証とは、あってはならない不測の事態に備えた万が一の保険です。そしてその対象範囲の工事ミスや塗料の製造不良による不具合の約9割は、工事してから約3年の間で発生しているわけです。

 

ですから、15年や20年といったような紛らわしい長期間保証は、単に塗装業者サイドの販売戦略のひとつでしかなく、むしろ怪しいと考えるべき保証期間なのです。



塗料によって保証期間が変わる?

 

塗料によって保証される期間が違うみたいだけど、これは普通なの?

 

確かに、多くの塗装業者さんは塗料グレードによって保証年数を変えていますよね。例えば『シリコンは5年、フッ素は10年保証』といったように。

 

しかし、先ほど説明した保証の意味合いから考えるとこれもおかしな話で、あたかも「保証期間=塗料が持つ年数」と勘違いさせるようなオーバートークなんですよ。

 

 

例えば、フッ素は20年持つから20年保証しますという塗装屋がいるとすると、これを家電製品に言い換えるとうちのテレビはだいたい20年間は映るので20年保証します!と同じことなわけです。

 

こんなバカげた保証をする家電メーカーはいませんよね?保証期間は長くて3年です。

 

購入後19年経過して「テレビが映らなくなったから保証してくれ」ってクレーム言っても「お客さんそれは明らかに寿命ですよ」と笑われるのがオチなわけです。無償で修理したり新品と交換してくれる神対応メーカーはいないわけです。

 

外壁塗装も同じで、2、3年経過してみて何も問題が起きなければ塗料本来の年数持つということなんですね。ですから塗料のグレードにかかわらず同じ保証年数じゃないとおかしいわけです。

 

 

会社が潰れたら保証はどうなるの?

 

外壁塗装の保証に関して一番多くある質問が、『会社が倒産したらどうなるんですか?』っていう質問です。

 

これに関しては、会社が潰れたら保証もなくなるが正解です。

 

外壁塗装に限らずどんな製品でも製造元が潰れたら保証はなくなりますので、施工してもらう塗装業者さんの実績や社歴など社会的信用度もしっかりと見極めることが大切ですね。


あとは、保証してもらう前提の不具合ありきの話ではなく、保証が必要ないようなしっかりとした塗装工事をしてもらうことが何より重要です。

 

 

外壁塗装の保証に関するトラブル事例とその対策

 

最後に、よくある外壁塗装の保証に関するトラブル事例とその対策を紹介しておきます。

 

※以下トラブル事例は、これまで塗装工事でお世話になったお客様の過去の実体験をもとに記述しています。



保証トラブル①:契約時の説明にダマされた!

 

◇トラブル事例 その1

15年保証ということで安心して工事をお願いしたが、工事後に保証書の年数を確認すると10年となっていた。担当者に問いただしたところ「20年持つ塗料とはいいましたけど、20年保証するとは言ってません」の1点張り。完全に騙された気分だ。

 

 

【対策】必ず実際の保証書(現物)を見せてもらい、年数や内容を確認するようにしましょう。

 

保証トラブルで良くあるのが、説明してもらった内容と実際の保証内容が違っていたというケース。塗装業者は契約欲しさに多少オーバートークをする営業マンも多いので注意です。



保証トラブル②:外壁以外は保証してくれない!?


◇トラブル事例 その2

塗装して3年が経過したころに、雨戸の表面の塗装がパリパリと剥がれてきた。施工店に確認してみたら、外壁のみ10年保証でそれ以外の部分は保証は1年間だといわれた。結局お金を払って塗りなおしてもらうことに。ちゃんと保証内容を確認しておけばよかった。

 

 

【対策】免責事項は必ず確認しておきましょう。

 

外壁塗装の保証書には保証年数とは別に但し書き(免責事項)というものが書かれています。免責事項とは、保証が受けられないケースや受けられる条件を記したものです。お客さんにとって不都合な項目も多く説明しない業者も多いので注意。



保証トラブル③:保証書をもらっていなかった!

 

◇トラブル事例 その3

塗装してもらって1年も経たないうちに屋根が色あせしたため施工店にすぐ連絡。すると、「まず保証書を確認させてくれ」といわれ、保証書を探してみたがどこにもない。紛失した旨を伝えると「保証書がないなら対応できない」と。最初から保証書はもらっていない気がして再度確認するも、間違いなく郵送で送ってるといわれ結局取り合ってもらえなかった。

 

 

【対策】保証書の受け取り・保管は確実におこないましょう。

 

一般的にまともな会社であれば保証書を紛失しても顧客データで管理されているので、対応してくれないことはないでしょう。しかし、まれに保証書がないと対応してくれない業者や、保証書自体をお客さんから指摘されるまで渡さないいい加減な業者もいます。工事後に確実に保証書の受け取りをおこない、紛失しないように大切に保管しましょう。



外壁塗装などの工事ごとは「言った言わない」の契約トラブルが多いことで有名です。どういったケースであれば保証対象になるのかなどを納得いくまで説明してもらいましょう。



外壁塗装の保証まとめ

 

さて、今回は外壁塗装の保証についていろいろお話ししてきました。

最後に、外壁塗装の保証に関する重要ポイントをまとめておきます。



外壁塗装の保証期間と範囲について

  • 適正な保証期間(年数)は5~10年

  • 保証対象範囲は以下2点
    1. 塗装屋の施工ミスに起因する不具合
    2. 塗料の製造不良による不具合

 

  • 保証対象外は以下4点
    1.自然災害
    2.建物構造上の問題
    3.経年劣化
    4.故意・過失によるもの



■外壁塗装の保証に関する注意事項

  • 口頭だけでなく、契約前に必ず実物の保証書を見せてもらい確認すること
    ※それぞれの部位の保証年数や免責事項などもチェック!

 

  • 保証は必ず書面(保証書)でもらい、大切に保管しておくこと

  • 「保証期間が長いから安心」ではない
    ※15年や20年といった長期保証を売りにしてくる塗装業者には注意を!



外壁塗装の保証の仕組みを知るということは、じつは塗装業者を見極める力にも繋がっていきます。

 

保証してもらうことを前提として考えるのではなく、そもそも保証を使わなくて済むような、そんな工事をしてくれる塗装業者を選定していくことの方がよっぽど大切なんですね。



ぜひ本記事を参考にしていただき、より良い塗装業者を探してみて下さい。

 

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