フッ素塗料とは?価格帯や種類、メリット・デメリットを解説

フッ素塗料とは?価格帯や種類、メリット・デメリットを解説塗料

今回は、外壁塗装工事で使われるフッ素塗料について解説していきます。

 

 

  • 業者からフッ素を薦められたけど…。
  • なんでフッ素はこんなに高いの?
  • フッ素って信用できるの?
  • ほかの塗料と、なにがどう違うの?

 

 

こういった疑問を持たれている方に、業界歴20年の塗装のプロが分かりやすく解説します。

 

この記事を読むと、フッ素塗料のメリット・デメリットフッ素塗料の種類について、そしてフッ素塗料はどんな人に向いている塗料なのか?といった点が分かるようになります。

 

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フッ素塗料の特徴と実績

 

塗料の王様ともいわれているフッ素塗料

 

その歴史は古く、1946年に米国のデュポン社が初めてテフロン(Teflon)を世に出してからすでに70年以上経過しています

 

テフロンといえばフライパンが有名ですね♪

 

 

現在フッ素塗料は、その高い耐久性から頻繁に塗り替えがきかない高層ビルやマンションや、塩害による劣化が著しい大型船舶、さらには公共事業などで幅広く利用されています。

 

◆フッ素塗料の代表的な建造物

  • 東京スカイツリー
  • 六本木ヒルズ 
  • レインボーブリッジ
  • 幕張メッセ…他多数

 

フッ素塗料は、歴史と実績を兼ね備えた塗料なんです♪

 

フッ素塗料の耐用年数

 

フッ素塗料の耐用年数は、約13〜18年

 

◆図解:塗料の耐用年数表

フッ素塗料の耐用年数表

※各塗料の耐用年数は期待値。

 

もちろんお住まいが建っている立地や周辺環境にもよりますが、現在使われている塗料の中では、塗料の歴史や実績を考えると、間違いなく最高級ランクに位置づけされる塗料です。

 

フッ素塗料は約13~18年という長い耐久性を持った塗料です。

 

 

フッ素塗料の価格(平米単価・設計単価)

 

フッ素塗料は「塗料の王様」といわれるだけあって価格も最高ランクです。

 

ではそれがどのくらい高いのか?参考までに他の塗料とも比較してみましょう。

 

塗料一缶当たりの価格比較表

塗料の種類(樹脂)一缶あたりの価格(一斗缶)
アクリル塗料5,000~10,000円
ウレタン塗料8,000~28,000円
シリコン塗料13,000~46,000円
フッ素塗料42,000~98,000円

※一般住宅向けの塗料の参考価格。

 

上の表は、塗料一缶当たりの価格の比較です。

 

塗料ごとに性能や品質の違いがあるので価格に幅を持たせていますが、それでもフッ素の一缶当たりの塗料価格は、アクリルの約10倍、ウレタンなら3倍、シリコンでも2倍となります。

 

といっても、塗装工事費が10倍になるわけではありません。

なぜなら、塗装工事は塗料代だけではなく、塗装する手間代や洗浄代、それに足場代などさまざまな作業費が合算されて見積もりされるためです。

 

 

ではじっさいにどのくらいの金額差が生まれるのか、今度は見積書に記載される設計単価(㎡単価)で比較してみましょう。

㎡単価とは、塗装するための手間代(工賃)と塗料代(材料)を足して㎡数(塗装する面積)で割った単価(材工価格)です。

 

塗料別 設計価格表

塗料の種類(樹脂)相場単価/㎡数(目安)
アクリル樹脂塗料1,000~2,000円/㎡
ウレタン樹脂塗料1,800~3,500円/㎡
シリコン樹脂塗料2,000~3,800円/㎡
フッ素樹脂塗料4,000~5,000円/㎡

※設計単価は地域や業者、現場状況などにより変わります。

 

例えば、シリコン塗料とフッ素塗料で比較すると、その差はおおよそ1,200円/㎡単価

仮に外壁面積が150㎡のお住まいだとすると、その差は単純計算18万円です。

※外壁面積150㎡=建坪目安35~45坪辺り

 

シリコン塗料とフッ素塗料の平米単価の比較表

※この金額に足場代やその他諸経費などが加算されます。

 

 

塗料一缶あたりで比較したときよりは安く感じますが、それでもやはりフッ素は高額塗料です。

 

フッ素塗料は確かに高い!でも高いのは塗料のみ。手間代や足場費用は何を塗っても変わらないことも知っておきましょう♪

 

 

フッ素塗料の種類「3Fと4F」

 

さて、つぎは「フッ素塗料の種類」についてです。

 

なかでも代表的なのが「3フッ化フッ素」と「4フッ化フッ素」の2種類。

この2種類はどちらもフッ素塗料と呼ばれていますが、まったく性能が異なるぐらいに考えておいた方が良いでしょう。

 

フッ素塗料の耐用年数を13〜18年とかなり幅を持たせて記載しているのはそのためです!

 

3Fと4Fの比較表

 3F4F
モノマー構造3つのフッ素+塩素4つのフッ素
性 能高い非常に高い
耐用年数13~15年15~18年
設計単価4,000円前後5,000円前後

 

フッ素塗料3Fと4Fの違い「ファイン4Fセラミック」資料より

画像:日本ペイント「ファイン4Fセラミック

 

フッ素塗料が出来た当時は、建築用塗料のフッ素といえば「3フッ化フッ素」でしたが、3Fフッ素の弱点でもある劣化の原因「塩素」を「フッ素」に変え、より耐候性に優れた4つのフッ素の「4フッ化フッ素塗料」が開発されました。

 

3Fの上位版が4Fと覚えておけば大丈夫です♪

 

業界歴20年のプロが自信を持っておすすめするフッ素塗料7選!

 

 

フッ素塗料のメリット・デメリット

 

最後に、フッ素塗料のメリットとデメリットについても紹介しておきます。

 

これまで説明してきた内容の総まとめになっていますので、しっかり確認していきましょう。

 

フッ素塗料のメリット

 

フッ素塗料のメリットは、やはりなんていっても「コストパフォーマンスの高さ」です。

通称コスパ、費用対効果、ランニングコストです。

 

まずは下記表をご確認ください。そのコスパの高さが一目瞭然です。

 

◆図解:各塗料別の費用対効果表

塗料別ランニングコスト

※上記のフッ素塗料は「3F」での期待年数を記載しています。

 

上図は、新築してから40年間の外壁塗装工事をおこなうメンテナンス周期の目安表です。

 

例えば、ウレタン塗装であれば40年間で少なくとも4度の塗り替えを行わないといけませんが、フッ素塗料であれば半分の2度で済むわけです。

 

さきほどもチラッと触れましたが、どの塗料を使っても足場代や人件費は変わりません。とすると、なるべく長く塗料を使って、工事回数を減らした方が長期的にコスパが良くなるわけです♪

 

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フッ素塗料のデメリット

 

つぎは、フッ素塗料のデメリットについて。

 

じつはフッ素塗料にはデメリットといえるものはあまりないんですが、あえていうなら「塗料が高い」でしょうか。

 

フッ素塗料の性能や信頼性、それにコスパの高さは先に説明した通りですが、そうはいってもやはり初期費用(予算)がないとどうしようもありませんよね。

 

そういった意味では、フッ素塗料に手軽さはないのかもしれませんね。

 

フッ素塗料を選ぶ際の注意点と、知って得する豆知識

 

 

まとめ:フッ素塗料はこんな方におすすめ

まとめ:フッ素塗料はこんな方におすすめ

 

ということで、今回は塗料の王様、フッ素塗料について解説してきました。

 

フッ素塗料の特徴をまとめると…

  • フッ素塗料には70年以上の歴史と実績がある
  • フッ素塗料の耐用年数は約13~18年
  • フッ素塗料には3Fと4Fの2種類あり、4Fが上位
  • フッ素塗料は一回分の工事費は高くつくが、長い目で見ればコスパ最強



以上の特徴を踏まえて、フッ素塗料はこんな方に向いている塗料です。

  • この先20年以上住み続ける方
  • 次の代まで家を持たせたい方
  • メンテナンスのランニングコストを減らしたい方

 

 

ちなみにフッ素塗料を選んだ時点で、次は13~18年後の塗り替えが確定です!

 

  • その頃、子供達は何歳ぐらい?
  • 学校や教育費にはどのくらいかかる?
  • 車の買い替え時期と被らない?
  • 電化製品の買い替え時期と被らない?

 

といった感じで、今の予算だけでなく将来の支出も予測しながら、計画的に外壁塗装工事をすすめていくと良いでしょう♪

 

 

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