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外壁が汚れにくい超低汚染型塗料 おすすめベスト5!汚れの原因と対策

外壁が汚れにくい超低汚染型塗料 おすすめベスト5!汚れの原因と対策 塗料の選び方

 

主人
主人

まだ新築して10年も経ってないのにもう汚れてきたなぁ…。汚れにくい塗料とかってないの?

 

奥さん
奥さん

この緑色のコケみたいなヤツ、どうにかならないものかしら…。

 

 

そんな外壁汚れに困っているあなたのために、今回は「外壁の汚れ」にフォーカスして掘り下げていきます。

 

せっかくお住まいを塗り替えても数年で元に戻るのは悲しいですよね!でも、外壁に塗る塗料の種類や、ちょっとした塗装の仕方で美観は維持できるものなのです♪

 

 

本記事では、外壁が汚れる原因や対策について、さらに汚れにくいおすすめ塗料ベスト5を紹介しています。さらに記事後半では、塗装業界歴20年の私が考える「最強の汚れにくい塗装方法」についてもお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

Masaki
Masaki
この記事を書いた人

年商6億の元塗装会社社長がお届けする外壁塗装の豆知識。業界20年の経験・体験をもとに、他では聞けない役立つ情報から裏情報までお届けしています!
<これまでの経歴>
大手不動産会社勤務、大手塗装会社勤務、2015年塗装会社設立、約20年以上にわたり建築塗装全般に携わり、現在は塗装業のコンサル事業を展開。

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外壁が「汚くなった」と感じる一番の原因(正体)は汚れじゃない!

「外壁の汚れ」といってもじつはいろんな種類があるんです。

 

✅外壁が汚くなったなと感じる主な原因がこちら。

  1. 色あせ・色ムラ
  2. 雨だれ
  3. コケ・カビ

 

それぞれの汚れの種類によって対処法も変わりますので、下記を参考にまずはご自宅の汚れの種類を把握して適切な対策を検討しましょう。



1.色あせ・色ムラによる外壁の汚れ

「外壁が汚くなった」と感じる1番の原因は、じつは色あせ・色ムラなどによる「変色」です。

 

塗料は、年月が経過すると太陽光(紫外線)などの影響により破壊されてしまいます。そして破壊された塗料は白い粉(チョーキング現象)になって外壁表面に現れ、元々の塗料の色と混ざり合わさって「色ムラ」ができて汚く見えるわけです。

 

「色あせ・色ムラ」対策

  1. 高耐候性塗料(長く持つ塗料)
  2. 白い色で塗り替える(色あせが目立たない)

 

 

2.雨だれによる外壁の汚れ

続いて、外壁が汚くなったと感じる原因の第2位は「雨だれです。

 

窓周りや換気口、ベランダの外壁などでよくみられる黒いスジ汚れです。雨だれが出来る主な原因は、雨水が流れるルートがしっかり確保できていないためです。

 

「雨だれ」汚れ対策

  1. 雨樋が割れていたり破損していないか確認する
  2. 水切りが機能しているか確認する
  3. 雨だれがつきにくい超低汚染型塗料を塗る
  4. 濃い色の塗料を外壁に塗り目立たなくさせる

 

 

3.コケ・カビによる外壁の汚れ

続いての外壁汚れはコケ・カビです。

 

「コケ・カビ」は、日が当たりづらい北面などによく発生します。特に、水はけが悪い凹凸の外壁(石材セラミック塗料やスキン塗装、吹き付けスタッコ仕上げの外壁など)などは、このコケ・カビに悩まされているはずです。

 

「コケ・カビ」の対策

  • 超低汚染型塗料を選ぶ
  • 防藻・防カビ剤入り塗料を選ぶ
  • 濃い色で塗装する(特にグリーン系なら目立ちにくい)

 

外壁のすぐ近くに植栽を植えている場合に発生する緑色の汚れはコケ・カビではありません。葉っぱの色素(葉緑素)が外壁に飛散してるだけですので、植木を外壁から少し離してあげましょう。

 

関連記事 外壁汚れが目立たない色に関する情報はこちら。

 

 

外壁が汚れにくい超低汚染型塗料おすすめベスト5

さて、ここまで外壁汚れの原因と対策について簡単に説明してきましたが、それらを踏まえた上で実際には「どのような塗料を塗れば外壁が汚れにくいか?」を考え、私なりに汚れに最適な塗料5つ厳選してみました。

 

■「汚れにくい塗料」の選考基準は以下の通り

  1. 色あせしづらい「高耐候性」塗料であること
  2. 雨だれがつきにくい「低汚染型」塗料であること
  3. 防藻・防カビ剤入り」塗料であること
  4. 弱溶剤」塗料(油性)であること
  5. 信頼できる「大手塗料メーカー」であること
  6. 私が過去実際に使用した結果や経過を踏まえて

 

 

汚れにくい塗料 第5位:ハイパーユメロック(ロックペイント)

汚れにくい塗料 第5位:ハイパーユメロック(ロックペイント)
画像:ロックペイント

 


  • メーカー名:ロックペイント
  • 希 釈:弱溶剤系(二液形)
  • 塗料グレード:無機系ラジカル塗料
  • 期待耐用年数:約10〜12年
  • 機 能:超耐候性・超低汚染性・透湿性・防藻・防かび

 

色あせ 雨だれ コケ・カビ

 

【総 評】3.5

職人の間ではけっこう評価の高いロックペイント。その中でもハイパーユメロックは低価格で性能も良い。シリコンベースのラジカル塗料で、かつ二液形弱溶剤の汚染型塗料。知る人ぞ知る優良塗料。

 

 

汚れにくい塗料 第4位:ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント)

汚れにくい塗料 第4位:ファインシリコンフレッシュ(日本ペイント)
画像:日本ペイント

 

  • 商品名ファインシリコンフレッシュ
    カタログ

  • メーカー名:日本ペイント
  • 希 釈:弱溶剤系(二液形)
  • 塗料グレード:シリコン樹脂
  • 期待耐用年数:約12〜14年
  • 機 能:高耐候性・超低汚染性・透湿性・防藻・防かび 

 

色あせ 雨だれ コケ・カビ

 

【総 評】4.0

日本最古の塗料メーカー、日本ペイントのシリコン塗料の中で最上位グレード。防藻・防カビはもちろん超低汚染型塗料で「雨だれ」汚れが付きにくい。シリコン塗料の中では塗料代が比較的高い方だが、間違いなくおすすめできる塗料。シリコン塗料の中では最強の一本。

 

 

汚れにくい塗料 第3位:アレスダイナミックMUKIマイルド(関西ペイント)

汚れにくい塗料 第3位:アレスダイナミックMUKIマイルド(関西ペイント)
画像:関西ペイント

 

  • 商品名アレスダイナミックMUKIマイルド
    カタログ

  • メーカー名:関西ペイント
  • 希 釈:弱溶剤系(二液形)
  • 塗料グレード:無機系ラジカル塗料
  • 期待耐用年数:約13年
  • 機 能:ラジカル・超耐候性・超低汚染性・防藻・防かび

 

色あせ 雨だれ コケ・カビ

 

【総 評】4.0

日本三大塗料メーカーの一社、関西ペイントの無機系ラジカル塗料。無機塗料でありながらラジカル制御機能を兼ね備えた関西ペイント最強の一本。弱溶剤二液形塗料で超低汚染形なので汚れにも強く長く。

 

 

汚れにくい塗料 第2位:ファイン4Fセラミック(日本ペイント)

汚れにくい塗料 第2位:ファイン4Fセラミック(日本ペイント)
画像:日本ペイント

 


  • メーカー名:日本ペイント
  • 希 釈:弱溶剤(二液形)
  • 塗料グレード:フッ素
  • 期待耐用年数:約15年
  • 機 能:超耐候性・超低汚染性・透湿性・防藻・防かび

 

色あせ 雨だれ コケ・カビ

 

【総 評】4.5

日本ペイントの最高級グレードのフッ素塗料。というより、現存のどの塗料メーカーのフッ素の中でもその性能や信頼性は頭ひとつ抜けている。防藻・防カビはもちろん、雨水と一緒に汚れを洗い流してくれるセルフクリーニング効果は素晴らしいの一言。最大のネックは塗装価格の高さ。

 

 

汚れにくい塗料 第1位:セミフロンスーパーマイルドⅡ(KFケミカル)

汚れにくい塗料 第1位:セミフロンスーパーマイルドⅡ(KFケミカル)
画像:KFケミカル

 

  • 商品名セミフロンスーパーマイルドⅡ
    カタログ

  • メーカー名:KFケミカル
  • 希 釈:弱溶剤系(二液形)
  • 塗料グレード:無機+フッ素
  • 期待耐用年数:約15年
  • 機 能:超耐候性・超低汚染性・透湿性・防藻・防かび

 

色あせ 雨だれ コケ・カビ

 

【総 評】5.0

日本ペイントのファイン4Fセラミックとほぼ同グレードの塗料だが、こちらのセミフロンスーパーマイルドⅡの方が圧倒的にコスパが良い。ここだけの話、日本ペイントのフッ素や無機塗料はここKFケミカルが製造していたという噂は業界では有名。個人的に自信を持っておすすめできる最強の塗料。

 

 

塗装業界20年の私が考える「外壁が汚れにくい最強の塗料」と塗装方法

 

さて、外壁が汚れにくい塗料TOP5ということで紹介してきましたが、最後に私が考える汚れにくい「最強の塗料」をご紹介して終わりたいと思います。



汚れにくい最強の塗料は、日本ペイントの「クリスタコート」です。

 

  • 商品名クリスタコート 
    カタログ
  • メーカー名:日本ペイント
  • 希 釈:水性系
  • 塗料グレード:無機クリヤー(無色透明)
  • 期待耐用年数:約15年
  • 機 能:超耐候性・超低汚染性・防藻・防かび

 

色あせ 雨だれ コケ・カビ

4工程(4回塗り)の場合の評価

 

【総 評】5.0

「クリスタコート」は光触媒塗料と同等の超低汚染を発揮するといわれており、特に「雨だれ」などの汚れに効果を発揮する。塗装してすぐはそこまでの効果は得られないが、塗装後1〜2ヶ月ほど経過すると本来のセルフクリーニング効果が十分に発揮される。

 

 

こちらの「クリスタコート」は、先ほど紹介した塗料の上に重ねて塗るコーティング材(トップコート)です。通常であれば3工程(3回塗り)で仕上げるところを1工程足して、4工程(4回塗り)で仕上げる塗装工法です。

 

もちろんその分の手間代や塗料代などはかかりますが、間違いない効果が期待できますので外壁の色あせや雨だれに悩まれている方にとっては最強の対策になるはずです。

 

 

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