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プロが選ぶ!おすすめセラミック塗料ランキング6選&有名塗料メーカー紹介

プロが選ぶ!おすすめセラミック塗料ランキング6選&有名塗料メーカー紹介 塗料の選び方

今回『セラミック塗装で外壁を豪華にしたい!』と思われている方のために、失敗しない選び方おすすめのセラミック塗料を解説していきます。

 

セラミック塗料の基本情報はこちら

デザイン重視のセラミック塗料とは?相場費用やデメリットを解説!

 

 

今回紹介しているセラミック塗料は、実際に現場で使用した中で「本当におすすめ出来る」と実感した塗料を厳選しています。

 

それぞれの塗料の特徴や、どんな人に向いているのか?など、初心者でも分かりやすく仕上がり画像などもあわせて紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

ランキングはあくまでも個人的な見解ですが、少なくとも現場を知らない人間が適当に並べたネットランキングよりも信ぴょう性はあると思いますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

Masaki
Masaki
この記事を書いた人

年商6億の元塗装会社社長がお届けする外壁塗装の豆知識。業界20年の経験・体験をもとに、他では聞けない役立つ情報から裏情報までお届けしています!
<これまでの経歴>
大手不動産会社勤務、大手塗装会社勤務、2015年塗装会社設立、約20年以上にわたり建築塗装全般に携わり、現在は塗装業のコンサル事業を展開。

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塗料の選び方(初心者向け)はこちらから

外壁塗装は「塗料」で8割決まる!塗料の種類と選び方を分かりやすく解説

 

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セラミック塗料の選び方

 

おすすめランキングを紹介する前に、まず「セラミック塗料の選び方」について説明しておきます。

 

セラミック塗料を選ぶうえで重要な点は、セラミック塗料に強い塗料メーカーの製品を選ぶことです。

 

これは意外に知られていない事実ですが、塗料の種類によってメーカーにも強み弱みというものが存在します

 

 

例えば、無機塗料などの高品質塗料であれば「KFケミカル」や「ダイフレックス(旧:恒和科学工業)」といった塗料メーカーが強いですし、ウレタンやシリコンなどの塗料なら「エスケー化研」や「ロックペイント」といった具合に、塗料の種類によって得意不得意があるんですね。

 

ですから、セラミック塗料で外壁塗装を検討しているなら、当然セラミック塗料に強い塗料メーカーの製品を選ぶことが重要ポイントになります。

 

 

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セラミック塗料に強い代表的なメーカー

 

では、セラミック塗料に強い代表的な塗料メーカーはどこなのか?

各メーカーの紹介も兼ねて紹介していきます。

 

 

代表的なセラミック塗料メーカー一覧


  • 山本窯業化工株式会社
1917年創業の意匠性に優れたデザイン塗料の専門メーカーで、セラミック塗料のパイオニアともいえる会社。陶磁器や天然石で外壁を彩る塗料「カラーセラミックス」はあまりにも有名。


 

  • 日本ペイント株式会社
国内最古で最大手塗料メーカー。重厚感のある高級石材調塗料「ジキトーンシリーズ」をはじめ、豊富なラインナップを取り揃える。


 

  • エスケー化研株式会社
建築用塗料でトップシェアを誇る塗料メーカー。汎用性のある塗料から高品質塗料まで種類も豊富で、低価格&高品質。塗料も使いやすく職人うけも良い。

 

 

  • 関西ペイント株式会社
塗料売上高ランキング第2位(2021年度)の塗料メーカー。ご近所に迷惑を掛けるリスクのある吹き付け工事ではなく、手塗りローラーで仕上げることが出来る多彩模様塗料には定評あり。

 

 

  • フジワラ化学工業株式会社
昭和30年創業、塗り壁漆喰や珪藻土、多彩柄などを専門に扱う塗料メーカー。工法特許を取得しているローラーと特殊ヘラで仕上げる多彩色仕上塗材「ニューアールダンテ」は業界でも有名。

 

 

この辺りの塗料メーカーであればまず安心です。

塗料製造メーカーとしての歴史、セラミック塗料の実績も間違いない塗料メーカーです。

 

 

自社で塗料製造していないメーカーに注意!

 

実は塗料メーカーといわれる中にも、自社で塗料を開発している製造メーカーと、自社で塗料を開発していない販売メーカーの二種類あります。

 

 

塗料製造メーカーと塗料販売メーカーの違い

塗料製造メーカーと塗料販売メーカーの違い

 

 

塗料を自社で製造していないメーカーは、自社開発しているメーカーから塗料をOEM契約し、「自社オリジナル塗料」として販売しています。

 

例えば、大手訪問販売会社や、設立して20年にも満たないような会社(塗料販売代理店)です。

 

 

これらの会社は、いかにも自社で塗料開発しているかのような雰囲気を演出してきますが、単に営業に長けた販売メーカーとなりますのでご注意ください。

 

 

私の知る限り、オリジナル塗料やOEM塗料の約9割は、「山本窯業化工」か「エスケー化研」の塗料です。OEM塗料は単に価格が高いだけで、特になんのメリットもありません。

 

※オリジナル塗料についてはこちらでも解説しています。

 

 

おすすめセラミック塗料ランキング6選

では、本題の「おすすめセラミック塗料」を紹介していきます。

 

【注意事項】

  • 平米単価は各メーカー発行の「設計単価表」より抜粋
  • 平米単価は300㎡以上の大型建造物を対象にしているため、一般住宅では表記より価格が上がります
  • ランキングはこれまでの個人経験に基づく使用感・仕上がり感・コストを加味して順位付けしています

 

 

1位 山本窯業化工「グッセラG」シリーズ

 

  • 商品名グッセラGキャスト/セラキャストF
  • 用 途:モルタル・ALC・PC板など
  • タイプ:1液水性
  • 施 工:吹き付け
  • 単 価:5,600円~10,700円/㎡

 

山本窯業化工「グッセラG」シリーズの色見本

 

画像:山本窯業化工カタログより

 

【おすすめ度】5.0

豪華なセラミック塗料の定番!


天然石のような深みのある高級外壁に仕上げられるセラミック塗料がこちら。パッとみ大理石のような石材調仕上げで、Theセラミック塗装といった感じ。その分施工費も高額になるも、様々なカラーの天然石細粒から成り立つ深みある色彩は圧巻の一言。

※グッセラGキャストはシリコン樹脂ベース、セラキャストFはフッ素樹脂ベース。

 

 

2位 日本ペイント「クリスタルアート」シリーズ

 

  • 商品名クリスタルアートセラミック
  • 用 途:サイディング・モルタル・ALC・PC板など
  • タイプ:1液水性
  • 施 工:吹き付けorローラー
  • 単 価:6,450円~9,920円/㎡ ※一般住宅用単価

 

 

【おすすめ度】4.5

耐久性とデザインを兼ね備えた新セラミック塗料!


最高峰グレードの無機塗料の耐久性とセラミック塗料のデザイン性を持ち合わせた夢のような塗料。仕上がりの見た目はそこまでの豪華さはないものの、ローラーで仕上げれられる点や、コーキング割れの心配があるサイディングボードにも塗装可能な点と、さすが最大手の日本ペイントといったところ。

※同シリーズ「クリスタルアートUV」はフッ素樹脂ベース。

 

 

3位 フジワラ化学工業「ニューアールダンテ」

 

  • 商品名ニューアールダンテ
  • 用 途:サイディング・モルタル・ALC・PC板など
  • タイプ:1液水性
  • 施 工:吹き付けorローラー
  • 単 価:3,400円/㎡

 

フジワラ化学工業「ニューアールダンテ」仕上がり画像

画像:フジワラ化学工業「ニューアールダンテ」カタログ

 

【おすすめ度】4.0

ローラー施工ができる多彩塗料!


一見立体的な通常のセラミック塗装に見えるが、外壁表面はツルツルとしたなめらかな手触りな仕上がり。メリットとしては、凹凸がない分汚れも付着しにくく、仕上げクリヤー塗装も不要でコストも抑えられている。しかもローラー仕上げ可能でご近所に迷惑を掛けるリスクもない、今流行りのセラミック塗料。

 

 

4位 関西ペイント「水性ゾラコートEX」

 

  • 商品名水性ゾラコートEX
  • 用 途:サイディング・モルタル・ALC・PC板など
  • タイプ:1液水性
  • 施 工:吹き付けorローラー
  • 単 価:4,050円~5,600円/㎡

 

関西ペイント「水性ゾラコートEX」

画像:関ペ「水性ゾラコートEX」カタログ

 

【おすすめ度】3.5

ローラー仕上げの決定版!


塗膜の厚みや立体感はなくセラミック塗料特有の豪華さは多少控えめだが、色彩の表情豊かさは健在。ローラー仕上げ可能で工程数も少なくローコストな点も嬉しい。ただ、遠目から見るとどうしても単色に見えてしまう点が少し物足りなさを感じる方もいるかもしれない。サイディングボードにも塗装可。

 

 

5位 山本窯業化工「セラスキン」シリーズ

 

  • 商品名セラスキン/セラスキンSi/セラスキンF
  • 用 途:モルタル・ALC・PC板など
  • タイプ:1液水性
  • 施 工:吹き付け
  • 単 価:2,000円~4,800円/㎡

 

山本窯業化工「セラスキン」の仕上がり画像

画像:山本窯業化工カタログより

 

【おすすめ度】3.5

ローコストなセラミック塗装ならこちら!


セラスキンは2工程で仕上げるセラミック塗料。色が付いた砂を混ぜたような見た目が特徴で、ゴツゴツしたセラミックの豪華さは期待できない。業界ではスキン塗装ともいわれ、細かい陶磁器質骨材や天然石細粒をアクリル・シリコン・フッ素といった塗材ベースと合わせて吹き付けを行う。仕上げにクリヤー塗装を行うと更に耐久性が上がる。

※セラスキンはアクリル樹脂ベース、セラスキンSiはシリコン樹脂ベース、セラスキンFはフッ素樹脂ベース。

 

 

6位 日本ペイント「ジキトーン」シリーズ

 

  • 商品名ジキトーン御影
  • 用 途:モルタル・ALC・PC板など
  • タイプ:1液水性
  • 施 工:吹き付けorローラー
  • 単 価:10,140円~22,820円/㎡ ※一般住宅用単価

 

日本ペイント「ジキトーン御影」カタログ

 

【おすすめ度】3.0

豪華な大理石調にしたいならこちら!


陶磁器質砕粒と大理石砂を何層にも塗り重ね、厚さ2.5mm以上の立体的かつ重厚な外壁はまさにラグジュアリーの一言。豪華な御影石の風合いを演出できるため、ホテルやマンションなどのエントランスにも多用されている超高級塗料。一般住宅の外壁には高すぎるかも。

※豪華さを抑えた低価格タイプのジキトーンセラ・ジキトーンカフェなどもおすすめです。

 

 

まとめ:おすすめセラミック塗料ランキング6選

 

ということで、今回はセラミック塗料の選び方や、おすすめ塗料を6商品紹介してきました。

 

最後に本記事のポイントをまとめておきます。

 

 

セラミック塗料の選び方

  1. セラミック塗料に実績があり得意としている塗料メーカー製品を選ぶ
    ※代表的なセラミック塗料メーカー
    ・山本窯業化工
    ・日本ペイント
    ・関西ペイント
    ・エスケー化研
    ・フジワラ化学工業

  2. 訪問販売会社のオリジナル塗料は価格が高いだけ
    ※中身は大手塗料メーカーが製造した塗料で、外観だけオリジナル製にしたただのOEM商品。外壁塗装の訪販会社が塗料の開発や製造などできない。むしろ塗料製造部門を持つメリットがない。

  3. 創業20年未満の塗料メーカーはリスクが高い
    ※創業20年やそこらで良い塗料が造れることは考えにくい。となると、こちらもOEM塗料を自社開発したように見せた営業が得意な塗料代理店の可能性大。

 

 

塗料の選定についてはどうしても塗装業者頼りになりがちですが、外壁塗装の良し悪しは塗料が最重要です。本記事のおすすめ塗料ランキングや選び方などを参考に、ぜひ塗装業者さんと相談しながら検討してみて下さい。

 

 

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