外壁塗装は「塗料」で8割決まる!塗料の種類と選び方を分かりやすく解説

外壁塗装は「塗料」で8割決まる!塗料の種類と選び方を分かりやすく解説塗料

 

さて今回は、外壁塗装工事の「塗料の種類」や「塗料の選び方」について紹介していきます。

 

 

私はこれまで20年以上外壁塗装工事の現場に携わっていますが、外壁塗装工事は「塗料」で8割方決まると考えています。

 

 

外壁塗装工事で失敗するお客さんの多くは、「下手な工事業者に当たった」というより、そもそも「塗ってもらっている塗料の品質グレードが低い」場合が圧倒的に多いんです。

 

その理由は明白で「自身で塗料を選ばずに業者任せにしている為」です。

 

 

ということで本記事では、自分自身で塗料を選べるようになるために、塗料の種類違い、そして自分に合った塗料の選び方などを分かりやすく紹介していますので、ぜひ最後まで読んで参考にして下さい。

 

本記事はこんな方にオススメの内容です。

  • どんな塗料があるのか知りたい
  • 塗料の違いがよく分からない
  • 塗料の選び方を教えてほしい
  • 自分に合う塗料を探してる

 

とりあえず外壁塗装の相場が知りたい方はこちら利用してみてください。家の大きさや状態を選択するだけで簡単に費用相場を知ることができますよ。【所要時間 約2分】

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外壁塗装の塗料の種類

 

塗料にはさまざまなグレードがあり、どのグレードの塗料を塗るかによって「何年持つか?」という耐用年数がほぼ決まってきます。

 

 

■塗料別グレード表

塗料の樹脂別 期待耐用年数表

※現在一般住宅の塗り替えには、シリコングレード以上を選ばれる方がほとんどです。

 

 

例えば、塗装屋さんが勧めてきた塗料が「ウレタン塗料」であれば、どんなに丁寧に工事をしてもらっても7〜8年後には塗り替え時期がやってきます

 

とはいえ、7〜8年しか持たないからといって「まったく使えない塗料」ということではありません。7年おきに外観をリニューアルしたい美容室や飲食店にとっては最適な塗料となります。

 

 

このように、塗料はそれぞれの目的や用途によって使い分け出来るようになっていますので、しっかりと塗料の種類を理解して選んでいきましょう。

 

 

塗料のグレードが分からない場合は『この塗料(樹脂)はなんですか?』と見積もりしてくれた塗装業者さんに尋ねてみましょう。

 

 

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アクリル樹脂塗料(耐用年数 約3~5年)

 

耐用年数約3~5年
価 格800~1,500円/㎡
ベースアクリル樹脂

 

メリット 塗料価格が安い

デメリット 一般住宅には費用対効果が悪い

 

耐用年数は3~5年程と、全塗料の中で一番持ちが悪い。確かに価格は安いが、5年毎に足場などの費用をかけて工事することを考えるとかなりコスパは悪く、一般住宅の塗り替え塗料としてはおすすめしない。5年おきに色を塗り替えたいリッチな方には◎。

 

 

ウレタン樹脂塗料(耐用年数 約5~8年)

 

耐用年数約5~8年
価 格1,500~3,500円/㎡
ベースウレタン樹脂

 

メリット どんな素材にも対応出来る万能性

デメリット コスパはシリコンの方が上

 

木部から金属までありとあらゆる素材に塗装可能な万能塗料。最近ではウレタンよりコスパの高いシリコンやラジカルといった塗料が主流のため使用する機会も減ってきたが、破風板や雨戸・雨樋などの付帯部には良く使われる。

 

 

シリコン樹脂塗料(耐用年数 約8~13年)

 

耐用年数約8~13年
価 格2,500~3,800円/㎡
ベースシリコン樹脂

 

メリット 建築用塗料としての実績◎

デメリット 同じシリコンでも性能に幅があり、ハズレもある

 

現在、住宅用塗料として一番多く選ばれている塗料。「困ったらシリコン」といった言葉が生まれるほど多くの塗装業者が主力商品としてシリコンを勧めてくる。価格も性能も耐用年数も平均的で良くも悪くも無難な塗料。

 

 

ラジカル制御塗料(耐用年数 約8~15年)

 

耐用年数約8~15年
価 格2,500~5,000円/㎡
ベースアクリル~フッ素樹脂

 

メリット 近年一番話題となっている最新技術

デメリット 種類が多すぎて判断しづらい

 

劣化の原因となるラジカル成分を抑制してくれる最新技術を取り入れた塗料。アクリル、シリコン、フッ素、無機などの塗料に配合することで、それぞれの耐久性を少しだけ底上げできる。価格や何年持つか?は配合してある塗料の樹脂次第。

 

 

フッ素樹脂塗料(耐用年数 約13~18年)

 

耐用年数約13~18年
価 格4,000~6,000円/㎡
ベースフッ素樹脂

 

メリット 性能・実績共に安定感抜群!

デメリット 一回分の塗装代が高くなる

 

公共事業や高層ビル・マンションなどでも使用されている高耐候性塗料。費用も高いが、長期的に見ると塗り替え回数を減らせるためコスパが高いと言える。東京スカイツリーや六本木ヒルズにもフッ素が使用されている。

 

 

無機塗料(耐用年数 約15~20年)

 

耐用年数約15~20年
価 格4,500~6,000円/㎡
ベース無機成分

 

メリット 大型建造物などでの実績もあり、その耐候性を実証済み

デメリット 多少オーバースペック感はある

 

フッ素塗料やシリコン塗料に超微粒子の無機化合物を混ぜ合わせ、塗料の耐用年数を極限まで伸ばした最高級塗料。現状これ以上長く持つ塗料はないといわれている。

 

 

外壁塗装の塗料の選び方とポイント

『どの塗料を選べばいいかさっぱり分からない?』という方は、まずは用途・目的に合わせて選びましょう。

 

 

※気になる項目をクリックすると移動します。

 

 

お住まいを長く持たせたい方におすすめな塗料

 

・何度も外壁塗装工事するのは面倒くさい

・せめて15~20年周期メンテナンスにしたい

 

 

そんな方におすすめなのがこちらの塗料です!

 

 

建築用塗料で耐用年数が一番長い塗料が無機塗料です。そして、それに次ぐ耐久性を誇るフッ素塗料は、市場に出回ってからすでに50年以上の歴史を持つ安定性抜群の塗料です。

 

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デザインにこだわりたい方におすすめな塗料

 

・せっかく塗るならガラッとイメチェンしたい

・ご近所と一緒にはしたくない

 

 

そんな方にはこちらの塗料がおすすめです!

 

 

装飾系セラミック塗料とは、塗装することで外壁の見た目を特殊なデザインに変える特殊な塗料です。通常の塗料の中に細かく砕いた天然石などを配合し、他にはない色合いと風合いを持たせ、豪華な仕上がりにすることが出来ます。

 

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最新技術に興味のある方におすすめな塗料

 

・せっかくなら今話題の塗料で塗ってみたい

・他にはない新機能を持った塗料を探している

 

 

そんな方におすすめなのがこちらの塗料です!

 

  • ラジカル塗料・・・約8~15年
  • 遮熱塗料・・・約8~18年
    ※ベースとなる塗料グレードにより耐用年数が変わります。

 

ラジカル塗料は、劣化の原因である「ラジカル成分」の発生を抑制する機能を配合させた最新塗料です。この機能を持った塗料は、本来の塗料グレードより少し長く持つようになります。

 

遮熱塗料は、その名の通り太陽光の赤外線を反射して、屋根や外壁の熱の伝わりを遮断して温度を下げる塗料です。こちらもラジカル塗料同様に、ベースとなる塗料の中に遮熱機能を配合させている特殊塗料です。

 

その他にも、熱を伝わりにくくする機能を持った「断熱塗料」や、太陽光によって汚れを分解する「光触媒塗料」など、さまざまな機能を持った塗料が販売されています。

 

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価格で決めたい方におすすめな塗料

 

・なるだけ安く外壁塗装をしたい

・あまり塗装工事に費用をかけたくない

 

そんな方にはこちらの塗料がおすすめです!

 

 

価格だけで考えるならばアクリル塗料ですが、いかんせん耐久性が悪すぎます。耐用年数5~8年のウレタン塗料という選択肢もありますが、最近ではウレタン塗料より価格が安く、かつ性能の良いシリコン塗料も販売されていますので、そちらがおすすめです。

 

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まとめ:外壁塗装の塗料の種類と選び方

 

ということで今回は、外壁塗装の塗料の種類選び方について解説してきました。

 

 

外壁塗装というとどうしても金額面だけに目が行きがちですが、使う塗料次第で見た目も耐用年数もかなり変わってきますので、それらを踏まえたうえで比較検討していくことが成功への第一歩です。

 

一番良い方法は、塗料グレードをある程度絞り込んで見積もりを取ることです。そうすることで、初心者でも比較検討が楽になりますよ♪

 

 

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